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:2014/03/15(土) 08:37:05.63 ID:
食品を作る技術は、すさまじい進歩を遂げている。もはや「工業製品」とでも言うべき食べものが次々と登場しているのだ。美味しくて安いならいいと思うか、気持ち悪いと思うかは、あなた次第。

■食べても違いはわからない

「フランケン・フィッシュ」?人間の手によって、こんな新種が生み出された。

これは、遺伝子操作によって、通常の2倍の速度で成長するように仕組まれた魚のこと。
24年前から続けられてきた研究成果が実り、ついに、アメリカのアクアバウンティ・テクノロジー社(以下、アクア社)がサーモンで開発に成功した。

天然のアトランティック・サーモンとフランケン・フィッシュ。どちらも同じ生後18ヵ月で体長が約2倍、重さは約3倍もの差がついている。

「通常、アトランティック・サーモンは冬の間は成長ホルモンが分泌されず、暖かい半年間のみ成長します。ですが、一年中成長ホルモンを分泌するゲンゲという深海魚の遺伝子を組み込むと、寒い時期にも成長を続けるようになる。その結果、2倍の速度で成長させることが可能になったのです」(「食政策センター・ビジョン21」主宰・安田節子氏)

出荷するまでに3年かかっていたものが、半分の1年半に短縮でき、その分、エサ代も減らせる。養殖業界にとっては、安く、効率的に育てられる夢の食糧が実現したわけだ。

大豆やトウモロコシなど、農産物の遺伝子組み換えはかなり普及しているが、魚や肉など動物の遺伝子組み換え食品としては世界初となる。それゆえ、人体に危険は及ぼさないのか、生態系への影響はどうなのかなど、さまざまな不安から反対運動も起こっているのだが、アクア社の広報担当デイブ・コンレイ氏は、こう断言する。

「海から離れ閉鎖された場所で養殖されているので、魚が逃げるということはありません。だから生態系に影響を与える心配は無用。そして、我が社の社員は、実際にこのサーモンを食べています。私が『美味しい』と言うと客観性に欠けた意見に聞こえてしまうかもしれませんが、いい商品ですよ。健康にいいし、安全です」

アクア社は食品としての販売許可を得るためにFDA(米食品医薬品局)に申請しており、「認可する方向に向かっています」(前出・広報担当者)という。

見た目は変わらない。味も一緒。でも実際は自然界にいるサーモンとは遺伝子レベルから異なる「人工生物」を食べることになる。私たちが、フランケン・フィッシュの「シャケ弁」を食べる日は、すぐそこに近づいている。

遺伝子組み換え生物を作ることに反対している米国の作家、ポール・グリーンバーグ氏はこんな点に不安を抱いているという。

「ここでアメリカが認可してしまうと、中国などがさまざまな動物で技術を応用し始めるでしょう。それに、遺伝子組み換え食品は、現状アメリカでは表示義務がない。私たちは、知らない間に、フランケン・フードを口にしてしまうことになるのです」

サーモンだけでなく、2倍のスピードで成長するマグロや鯛、牛や豚……そんな本物とは似て非なる人工的な魚介や肉が、近い将来、知らないうちに食卓に並ぶようになるのは、もはや止められない。安さを求める消費者がいる限り、より安く食品を作るために、こうした技術も日々開発されていく。

※長文記事のため以下割愛。全文はソース記事をご覧ください。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38632



=管理人補足=
割愛された部分で、個人的に興味のあった部分です。赤字・マーカー等は管理人です。

■深海魚の遺伝子をトマトに

生産効率を上げるための人工食品には、こんなものも開発されている。

「ヌード・チキン」。その名のとおり、生まれたときから体に一本の毛も生えていない素っ裸の鶏だ。

「イスラエルで開発されました。首に羽毛が生えない種類の鶏と、ふつうのブロイラーを掛け合わせて品種改良されたものです」(前出・安田氏)

食肉用に加工する際、羽毛をむしり取る作業は大変な手間がかかる。その作業が省けるうえに、羽毛にいく栄養が肉に回るため、成長も早くなるという。丸焼きにしたらそのまま食べられて便利、かもしれないが、食欲はなかなか湧いてこない。こんな鶏が庭を歩き回っているのを想像してみてほしい。不気味以外の何物でもないだろう。

植物と動物の遺伝子を掛け合わせた人工食品もある。

「アメリカで開発された、寒さに強くて冬でも枯れないトマトです。これは、南極の氷の下でも血が凍らない、オヒョウというカレイ科の遺伝子に目をつけたもの。この魚には血液を凍らせない酵素を作り出す遺伝子があって、それをトマトに組み込むと、寒さに強い新種ができる。本来、夏に実をつけたら秋には枯れてしまうのが、冬にも収穫できるようになるのです。

技術的には、このような『人工食品』を作ることも可能になっているんです」(前出・安田氏)

(省略)

■「コク」や「深み」も自由自在

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スーパーや惣菜店で売られている天ぷらなどの揚げ物。これらは、なぜすべて同じような美しい揚がり具合で、時間が経ってもカラッとしているか、考えたことがあるだろうか。

「天ぷらは、揚げる油が古くなると黒くなってきます。ところが、売られているものはみんな衣の色が同じ。これは、油をこまめに替えているからではありません。衣に合成着色料のβカロテンを混ぜることで、黒い油を使っても衣の色を綺麗な黄色に保つことができるんです。

それでも古くなったら、油はトンカツなどのフライものに回される。衣の色が濃くてもごまかしがきくからです」(小薮氏)

さらに、サクサク感が保たれるのは「衣に、界面活性剤と同じような働きをする乳化剤や、リン酸塩が混ぜられているから」(食品ジャーナリスト・郡司和夫氏)だという。職人の腕ではなく、科学技術によって生み出されたものなのだ。
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■「本物を超える味」を作る

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身近なところでは、缶コーヒーから香ばしい豆の香りがするのも、スーパーなどで売られているケーキから美味しそうな甘い香りがするのも、香料が使われているから。果汁が一滴も入っていなくても、甘味料と酸味料、香料を駆使すれば、オレンジジュースでもブドウジュースでも簡単に作ることができる。

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ちなみに、インスタントのとんこつラーメンには、「隠し香として、靴下の匂いの成分が入っている」(香料メーカー関係者)とか。
「香料は、ファストフードにも大量に使われています。たとえば、フライドポテト。あの香りはほとんど香料でつけられたものです。以前、実験をしたことがあるのですが、フライドポテトの香料をつけたティッシュペーパーを口に入れただけで、美味しく思ってしまったほどです」(ジャーナリスト・椎名玲氏)

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