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photo credit: Wagyu Sirloin steak - before via photopin(license)
(イメージです。)


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:2015/04/24(金) 20:39:42.46 ID:

 米国で脂の乗った肉質の「アメリカン(米国産)和牛」の生産熱が高まっている。米国では赤身の牛肉が主流だが、近年はサシの入った和牛の人気も上昇中。米国の畜産関係者は日本からの輸入和牛よりも安価で提供できる米国産和牛の人気がさらに高まるとみて、生産頭数を着実に増やし始めている。

 ◆ブランド牛目指し
 
 生産者らが思い描くのは、米国産和牛を米国のブランド牛の代表格である「アンガス牛」のような存在に育て上げることだ。1980年ごろからブランド展開が本格化したアンガス牛も軟らかい肉質が人気となって生産が拡大。レストランや小売店もこぞってアンガス牛を扱い、現在は年間約30万頭が新規登録されるまでになっており、米国産和牛でも同様のビジネス展開が可能だとの思惑が高まる。

 ◆日本に輸出も視野
 
 国内市場の先には国際市場も広がる。テキサス州で米国産和牛を手がけるラルフ・リーさん(70)が自ら経営する食肉会社では、米国産和牛の出荷先の15%は中国、シンガポールなど国外で、日本への輸出も見据えている。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)が実現すれば日本での牛肉関税が下がるとみられ、「より多くの米国産和牛を日本に輸出することができる」とも期待する。

 一方、米国産和牛は米国人の好みを反映させ、日本の最高ランクの霜降り牛肉ほどにはサシが入っていないものも多い。生産者の一人は「大きなステーキを食べる米国人は脂が乗りすぎた牛肉だと胃にもたれてしまう」と笑って、米国産和牛と日本産和牛に脂の乗り具合に差があることを認める。

 また、米国産和牛の生産規模は日本の和牛に比べてまだまだ小さく、別の生産者は「日本はもっと積極的に血統のいい和牛の生体を米国に輸出してほしい」とこぼす。

 しかし、牛肉産業の規模で勝る米国の潜在力は大きい。リーさんは「日本で和牛の価格が高いのは土地の広さの制約などで生産量が限られているから。米国で米国産和牛の生産が増え、日本でも浸透すれば、日本人は望むだけの和牛を今よりも安い値段で買うことができるようになる」と話している。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150421-00000094-san-n_ame 

=管理人補足=
元スレタイ;
【TPP】和牛遺伝子を持ち出したバカ農家のせいで米国で自国産和牛が盛況 安価で大量生産,ブランド化も

元記事タイトル;「American Wagyu」高まる人気 輸入和牛より安価、生産数4割増