韓国 経済 
(イメージです。)


1
:2015/04/23(木) 15:06:07.31 ID:
今年に入り韓国の輸出3カ月連続で前年比マイナス
ハンギョレ新聞 4月22日 15時44分配信

■原油価格の下落と中国の加工貿易脱皮が悪影響 輸出不振長期化の可能性

 輸出は米国を除くほとんどの国で減少
 LG研究院「今後も輸出萎縮の速度増す」

 今年に入り3月まで3カ月連続で、月間輸出実績が前年比で減少傾向を続けた。こうした輸出不振は長期化する暗い展望が出されている。国際原油価格の下落で石油製品の輸出単価が落ち、韓国の輸出市場の景気が悪化していることに加え、中国製品との競争も激しくなっているのが理由だ。

 21日、関税庁統計によると、今年の第1四半期(1~3月)の輸出額は1336億ドルで、昨年同期(1375億ドル)より2.9%減少した。月別輸出額の増減推移も昨年の同じ月に比べ1月の1%、2月の3.3%、3月の4.3%と3カ月連続マイナスだった。輸入額は昨年1分期の1324億ドルから1122億ドルに15.2%減り、全体的な貿易収支は215億ドルの黒字だった。

 こうした輸出不振には、何より原油価格下落による石油製品単価の大きな値崩れの影響が大きい。石油製品は昨年1分期に134億ドル輸出されたが、今年の輸出額は82億ドルで38.7%も減少した。単価下落に対し輸出物量は十分に増えておらず、昨年9月の輸出増加率がマイナスに転じた後、回復傾向に変えられずにいる。国際原油価格はドバイ油を基準に、昨年3月バレル当たり104.4ドルから今年3月54.7ドルへ47.6%下落した。石油製品に石油化学まで含めば、全輸出で原油価格の影響を受ける製品が占める比重は、昨年を基準として17%に達する。この他に、化学工業品と鉄鋼製品がそれぞれ-11.5%、-3.2%に減り、無線通信機器と家電製品の輸出額もそれぞれ-27.8%、-19.1%に減った点が輸出不振の幅を広げた。

 独歩で景気回復傾向にある米国を除き 輸出の主要な対象国の多数で経済不振となっている点も大きく作用した。韓国の輸出成長で牽引車の役割をした中国への輸出は、今年1分期339億ドルから昨年同期(344億ドル)より1.5%減少した。香港やシンガポールなど東南アジア地域への輸出額も283億ドルで昨年同期(325億ドル)より13.2%減った。米国への輸出は153億ドルから174億ドルに13.4%増えたが、日本への輸出は22%減り、ヨーロッパ連合(EU)への輸出は21.1%、中東輸出は3.3%減少した。

 世界の貿易の全般的沈滞などが輸出不振の原因とされるが、中国経済の構造的変化と価格競争力強化が憂慮をさらに広げている。中国は中間財を主に輸入し、完成品を作る加工貿易から脱離して消費財の輸入を増やしており、中間財の輸出比重が大きい韓国に困難にさせる。また、韓国との技術格差を縮め、中間財の自給率を高めている点も悪影響となる。さらに中国の熱延鋼板は、昨年2月基準でトン当たり543ドルだったのが今年2月に400ドルに下がるなど価格競争は日々深まっている。

 LG経済研究院のカン・チュング研究委員は21日、「輸出不振、長期化する可能性が高い」という報告書で「中国の成長の勢いが鈍化する速度より、韓国の輸出が萎縮するスピードが速い」と憂慮した。

 また、韓国貿易協会国際貿易研究院も同日に報告書をだし、「輸出企業165社を分析した結果、2014年の売上額が前年に比べ3.9%減少し、159社の収益性を分析した結果、営業利益で利子費用を出すことができない業者の比重が33.3%から38.4%に増えた」と指摘した。

 韓国銀行も今月12日、今年の輸出は昨年より3.1%増加するという展望を-1.9%修正するなど、今後の状況について否定的な観測が多い。

ソン・ギョンファ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150422-00020411-hankyoreh-kr