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(イメージです。)


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:2015/04/16(木) 22:29:08.44 ID:
 米国に守ってもらいながら、中国の言う通りに動く韓国。気分は「もう、中立」だ。

 ・「3NO」でTHAAD先送り

-終末高高度防衛ミサイル(THAAD=サード)の在韓米軍への配備の協議が先送りになりました。

鈴置:「韓国が米国の言うことを聞くのか、中国の言うことを聞くのか」で注目を集めていた問題です(「日米の同時『格下げ宣言』に慌てる韓国」参照)。

 米韓は4月10日にソウルで開いた両国の国防相会談の後「THAADの問題は話し合われなかった」と発表しました。

 聯合ニュースの「韓米国防長官共同記者会見……THAADは論議しなかった」(4月10日、韓国語)によると、「米国はTHAADを配備する考えはあるのか。あるとしたらいつ頃、結論を出すのか」との問いにカーター(Ashton B. Carter)米国防長官は以下のように答えました。

 THAADは本日の議題に含まれていない。理由は、まだ生産段階にあるためだ。配備の場所に関する論議も まだしていない。時期についても生産の進行状況により決定が下されるだろう。そしてこれに関連し、訓練と配備の 可能性が議論されることになる。全世界の誰ともまだ、配備問題を論議する段階ではない。

 ・星取表の判定を変更

 3月11日に青瓦台(大統領府)は「THAAD配備に関する3NO」を宣言しました。米国から要請されたこともないし、協議したことも、結論もない――から「3NO」なのです。

 はっきり言えば、韓国はTHAADに関する米国との協議を拒否したのです。さらに今回の米韓国防相会談でも、建前だけでしょうけれどそれを貫いた。だからカーター国防長官も「議題に含まれていない」と答えざるを得なかったのです。

-これで韓国は中国の怒りを避けられましたね。

鈴置:ええ。中国は「配備を認めれば、戦略武器――核兵器の攻撃対象にするぞ」などと脅していました(「『核攻撃の対象』と中国に脅される朴槿恵」参照)。確かに当分の間は、韓国は脅されにくくなるでしょう。

 これまで「早読み 深読み 朝鮮半島」に載せてきた「米中星取表」。THAADの項目では「まだ完全には勝負がついていない」との判断から「―」の印を付けてきました。

 しかし「3NO」と言い出すほどに韓国が露骨に「離米従中」――同盟国たる米国の意向を無視し、中国の指令に従うようになった以上、THAADの項目は「米国が劣勢」と判断して「▼」に、中国は「優勢の△」に判定を変えることにしました。

>>2以降に続く)

日経ビジネスオンライン 2015年4月16日(木)
business.nikkeibp.co.jp/article/report/20150414/279929/