1:2015/02/04(水) 12:25:03.39 ID:
5a406dc6.jpg
▲ソウル・明洞にある中国大使館。写真=李徳熏(イ・ドクフン)記者

国際連合に所属する中国外交官の夫人とその母親がソウル市内でタクシーとトラブルになり、駐韓中国大使館を巻き込む騒ぎになっている。

被害者の夫が所属する国連経済社会局(UNDESA)ガバナンスセンター(韓国事務局)と中国大使館は所轄のソウル・麻浦警察署の捜査に不満を抱き、韓国外交部(省に相当)を通じ徹底的な真相調査と責任者の刑事処罰を要求していることが分かった。このため、外交的な影響も予想されている。

 先月12日夜、中国国籍の女性がソウル市麻浦区のホテル前でタクシー運転手ともめ、タクシーの中から外に転げ落ちた。

 トラブルのきっかけは、目的地に到着した女性がクレジットカードで支払いをしようとしたところ、タクシー運転手が現金で支払えと要求したことだった。女性がタクシー運転手の不当な要求を拒否すると、運転手は韓国語で激しくののしった。

 女性によると、タクシー運転手は女性の携帯電話やクレジットカードを奪い、車の中で放り投げたという。タクシー運転手は女性にタクシーから降りろと言い、女性が完全に降りないうちに車を出発させた。

 タクシーには女性の母親が乗っており、運転手は母親を乗せたまま100メートルほど走った。母親は週刊朝鮮に「タクシー運転手は娘に降りるよう言った後、私を乗せたまま急に車を出発させたので『拉致だ』と中国語で叫んだ。
 韓国語もできず、娘は道路に倒れており、本当に怖かった」と話した。母親を乗せて走り出したタクシーは渋滞でまもなく停車、女性は近くにいた警察官に助けを求め、ソウル・汝矣島のカトリック汝矣島聖母病院救急室に搬送された。

 女性は妊娠3カ月だったため、事故直後に搬送された病院でもおなかの胎児への影響を心配してエックス線検査や磁気共鳴画像装置(MRI)検査などが十分受けられず、腕や脚にギプスだけして胎児のことを心配している。
 韓国外交部長官が発給した「専門家の配偶者」という資格で韓国に滞在しているこの女性は、中国教育省が派遣した国費留学生だ。かつては米ハーバード大学の交換学者で、今はソウル市内の大学で韓国哲学専攻の博士課程に在籍している。韓国語も堪能だ。

 中国大使館側は、先月13日に参事官を派遣して被害を受けた女性の状況を確認、同大使館領事部を通じ、関係当局が事件処理に協力するよう要請する公文書を送った。

 中国大使館をはじめとする事件関係者は「事故時、所轄の警察署はタクシー運転手の飲酒・薬物使用などの有無を検査もせずに返した。防犯カメラ映像や現場近くにいた目撃者の確保も先送りし、電話応対も避けるなど、誠意のない態度を変えない」として、警察の捜査に強い不満を示している。

 女性は「礼儀正しい韓国人が好きで夫と韓国に来たが、これほどひどい目に遭うとは思わなかった」と話した。

 麻浦警察署の担当捜査官は「該当者(被害女性)の身分についてはよく分かっている。詳しい事件内容については捜査中のため話せない」と答えた。

イ・ドンフン週刊朝鮮記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/02/04/2015020401526.html