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:2015/02/02(月) 07:22:21.93 ID:
 【北京=矢板明夫】

中国の大手銀行、民生銀行の頭取である毛暁峰氏(42)が共産党の規律部門に拘束され、規律違反容疑で取り調べを受けていることが31日に明らかになり、大きな波紋を広げている。毛氏は昨年末に失脚した令計画・前党中央統一戦線部長の元部下で、粛清されたとの見方が浮上している。令氏の事件に関連して100人以上の関係者が拘束されており、政府高官に加え財界の要人も多く含まれていることが特徴だ。党内の権力闘争が経済に影響を与えかねないと懸念する声が出ている。

 中国のニュースサイト「捜狐」などによれば、毛氏は1月27日ごろから連絡が取れなくなり、31日に党の規律部門に拘束されたことが判明。民生銀行は31日に毛氏が兼務している同銀行の党委書記を解任した。2月1日に緊急臨時株主総会を開き、頭取も解任されるとみられる。

 同行では毛氏以外に、当局の調査対象となっている重役が複数いるとも伝えられ、インターネット上には「民生銀行をつぶす気か」「月曜日の株暴落は避けられない」といった書き込みが寄せられている。

 米ハーバード大学への留学経験を持つ毛氏は共産党の下部組織、共産主義青年団(共青団)の幹部出身のエリートだ。令氏の直接の部下だった時期もあった。2002年に民生銀行に移り、14年8月に42歳の若さで頭取に抜擢(ばってき)された。

 周永康・元政治局常務委員らの失脚後に行われた粛清では、その政治家が担当した地域や分野の関係者が多かった。しかし、胡錦濤前国家主席の秘書役を長年務めた令氏の場合、その元部下や関係者が各分野で要職を務めている例が多い。

 また、令氏は「西山会」という名の勉強会を長く主宰しており、そのメンバーには経済界の要人が多く含まれていたため、粛清も広範囲に及んでいる。

 例えば、令氏に近いとされる著名IT企業、北大方正集団の場合、魏新会長ら3人の経営メンバーすべてが拘束された。同じく令氏のスポンサーとされる浙江省の大手建設会社、広厦集団の楼忠福創業者も令氏の失脚直後に連行された。

 北京の改革派知識人は、「権力闘争が経済界に及ぶと従業員や株主、取引先は大きなあおりを受けるだろう。巻き込まれた経営者たちが本業に専念できなくなれば経済全体にも影響が出るだろう」と話している。

http://www.sankei.com/world/news/150131/wor1501310052-n1.html
http://www.sankei.com/world/news/150131/wor1501310052-n2.html
http://www.sankei.com/world/news/150131/wor1501310052-n3.html