サイ 韓国 韓国芸能 
(イメージです。)


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:2015/01/15(木) 11:50:59.32 ID:
歌手PSY(サイ)は2012年の大ヒット曲『江南スタイル』により世界で少なくとも100億ウォン(約11億円)は稼いだだろう、とうわさされた。しかし、韓国国内での音楽配信で歌手として得た収入は3600万ウォン(約390万円)にすぎなかった。9週間で、インターネットを通じて曲を買う「ダウンロード」は286万件、聞くだけの「ストリーミング」は2732万件もあったのに、この金額だ。当時の文化体育部(省に相当)の報告書には「(韓国の)音楽配信は海外に比べて安すぎる上、音楽配信会社が収益を多く取りすぎている」と書いてある。

その後、配信価格は2倍になったが、1曲を聞く金額は平均6ウォン(約0.7円)にすぎない。1カ月当たりの「ストリーミング」代6000ウォン(約650円)を支払い、曲を1000回聞いたとした場合の金額だ。その6ウォンを音楽配信サイト40%、音源制作会社44%、作詞家・作曲家10%、歌手・演奏者6%の割合で分ける。曲を作って歌ったり演奏したりする純粋な創作者に渡るお金は1ウォンにもならない。それでも音楽配信サイトでは「2カ月100ウォン(約11円)」「3カ月990ウォン(約110円)」などの割引キャンペーンを頻繁に行っている。K-POP市場の主導権がインターネットに移ったことで広まった傾向だ。12年のCD市場売上高は1500億ウォン(約163億円)にとどまったが、音楽配信売上高は9500億ウォン(約1030億円)に拡大した。さらに、「ダウンロード」件数は減る一方で「ストリーミング」だけが増え、1対9の割合になった。

その問題点は、数千ウォンでたとえ数千曲以上でも無期限に聞くことができる「ダンピング販売」にある。音楽関係者の集まり「正しい音源協同組合」は14日「K-POP関係者の生き残りを脅かし、創作意欲をそぐ無制限の音源再生を中止せよ」と要求した。聞く回数に応じて価格を決め、音源の流通過程や収入を公開するよう求めるものだ。併せて「音源生産者の地位も高くしてほしい」とも主張している。全て一理ある主張ばかりだ。

韓国のネット音楽配信市場は「Melon」「Mnet」「genie」「ソリバダ」の4社が90%を占めている。音源生産者が主張を押し通せない構造になっているというわけだ。音楽関係者らは公正取引法を適用し、独占・寡占を崩すべきだと訴える。だが、それよりも大きく高い壁は、韓国社会に広がる「音楽はタダ」という認識だ。2000年に音源を無料で配信するネットサイトが登場した時も、政府は放置するばかりだった。音楽産業を崩壊させる無制限の「ストリーミング」も韓国の音楽業界が最初に始めた。歌手や作詞家・作曲家に同情してほしいと言っているのではない。適正な価格で音楽を購入し、楽しんでこそ、良い歌がたくさん生まれるというものだ。今からでも「音楽は購入した上で聞く著作物だ」と正しく認識し、それにふさわしい扱いをする制度を作らなければならない。

ソース:朝鮮日報 2015/01/15 11:03
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/01/15/2015011501518.html