1:2015/01/14(水) 00:24:07.09 ID:
磁石を近づけると暴発する不良が明らかになったK-11小銃(nemopan.comより)
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ソナーの代わりに魚群探知機を搭載されてた統営艦。複数の軍人と納入業者が汚職で逮捕された(bemil chosun.comより)
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不良が続出したK-2戦車の完成予想図。実車は多くの新装備が不具合で省かれた(hyundai rotemのHPより)
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ソナーの代わりに魚群探知機を搭載されてた統営艦。複数の軍人と納入業者が汚職で逮捕された(韓国news1のHPより)

 韓国では海軍救難艦「統営艦」に軍用ソナーではなく魚群探知機が積まれていたことが発覚したのを機に、軍・防衛事業庁の装備品納入を巡る不正や汚職が次々と明らかになっている。世論の沸騰で過去の不正も蒸し返され、朴槿恵(パク・クネ)政権が提案した兵器開発関連予算案は国会を通らず、兵器予算は大幅削減。海軍トップの総長も更迭が予想される事態となっている。業者との癒着や汚職蔓延(まんえん)の背景には、兵器の国産化にこだわる「韓国のコンプレックス」も指摘される。(岡田敏彦)

“マグロ艦船不正”に司直のメス

 軍用ソナーの代わりにマグロ漁船用の魚群探知機を搭載していたとして問題になった統営艦。
納入業者はソナー代金として国から41億ウォンを受け取りながら、実際には2億ウォン(約2160万円)の探知機を納めていたことが昨年11月に発覚したことは以前の本稿で伝えた。

 しかし問題はこれだけでなく、司直のメスが入った結果、軍の上層部が関与した汚職事件の構図が浮かび上がってきた。

 中央日報(電子版)など現地メディアによると、キーマンは防衛事業庁に所属していた元海軍中佐。ソウル中央地検の調べでは、この中佐が現役時に魚群探知機(ソナー)の業者の社員(39)から、自社製品を海軍軍艦に採用してほしいと頼まれ、約5億1千万ウォン(5500万円)の賄賂を受け取っていた。また中佐は統営艦のウインチ納入に関しても他の業者から1億ウォン(1080万円)を受け取っていたという。

 さらに別の軍人(佐官級の将校)も、統営艦の装備品納入にからみ、2つの業者から軍の在籍中に6100万ウォン(約660万円)、除隊後に4億5600万ウォン(約4920万円)を受け取っていたことが判明した。


 防衛事業庁の不正はこれにとどまらず、昨年12月23日には、陸軍の野戦用の防寒服の納品を巡り特定業者に便宜を図ったとして同庁の大佐と部長が逮捕された。朝鮮日報(電子版)によると、この部長は部下の反対を無視し、出身高校の先輩が役員をしている企業と10億ウォン(約1億800万円)の取引をしたという。

 軍の兵器納入を統括する防衛事業庁で業者の選定にからんで賄賂が横行する実態が明らかになったわけだが、これをきっかけに軍の不正や欠陥が次々と指摘されていく。

戦車も小銃も落第品

 朝鮮日報など現地マスコミによると、開発が迷走していた主力戦車K-2は、エンジンとミッションを一体化した「パワーパック」の国内開発が難航。100両分はドイツ製を輸入して凌いだが、残る100両分は国産に固執。ようやく完成した国産パワーパックは、軍の作戦要求性能である「停止状態から8秒以内で速度32キロまで加速できること」の条件を満たせず、8・7秒かかることが判明した。

 一方で部隊配備予定の2011年はとうに過ぎ去り、これ以上配備を遅らせるわけにはいかない-との判断から、最終的には作戦要求性能の方を引き下げるという本末転倒な解決策を打ち出した。

 また最新鋭のK11複合小銃は、ライフル銃とグレネードランチャー=空中炸裂(さくれつ)弾などを発射する銃=を一体化するという無茶な思いつきで設計したため、複雑な構造から暴発事故が重なり、二度も回収措置を受けるなどした。さらに朝鮮日報によると、昨年10月の試験では、グレネードランチャーに装填した20ミリ空中炸裂弾の撃発センサーに欠陥が判明。磁石を近づけると、撃発信号と誤認して暴発する危険性が明らかになった。

http://www.sankei.com/west/news/150113/wst1501130005-n1.html

>>2以降に続く)