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1右大臣・大ちゃん之弼 ★2021/11/30(火)21:00:07.49ID:CAP_USER.net
韓国の感染状況が過去最悪なのに文大統領「K防疫」自画自賛の怪

 11月21日、2年ぶりに文在寅大統領が韓国国民の前に生身の姿を現した。事前申請を受けて選ばれた約300人(約200人はスタジオで、約100人はオンラインでの参加)の国民から、現場で質問を受け、文大統領がその場で答える形式で行われるKBSの「国民との対話」に出演したのだ。

 テーマは「コロナ防疫」「民生経済」「ポストコロナの課題」に制限された。それほど、この日、文大統領と青瓦台(大統領府)が最も強調したかったテーマはコロナ関連問題だった。そして、文大統領は1時間50分余り、終始一貫してコロナ防疫に対する「プライド」と「自信」を示した。

感染状況は最悪でも「韓国が最も模範的に克服できる」

「K防疫をはじめ、大韓民国の地位が非常に高くなり、今ではほぼ世界トップ10の水準だ」

「すべての分野でトップ10と認められるほど、国家の地位が高まったというのが、(文在寅政権の)成果といえる」

「ワクチン接種は少し遅れて始まったが、今は世界で最も高い水準だ」

「どの国よりも韓国がコロナをもっと模範的に克服できると確信する」

 現場に参加した市民も、文在寅政権のコロナ防疫を称賛した。

「韓国のK防疫について全世界が注目し、認めるほどの成果を成し遂げた。すべて大統領の指導と領導力のおかげだと思う」

 ところが皮肉なことに、「国民との対話」があった21日の午前に発表された新規感染者数は3120人で、4日連続で3000人を超えてしまい、防疫医療体系には過負荷がかかって首都圏だけで病床待機者が800人を超えるという最悪のタイミングだった。2日前の19日には、金富謙(キム・ブギョム)首相が、集団感染、突破感染、病床不足の問題を取り上げ、事態の深刻性を警告したほど感染状況は悪化していた。

 (中略)

 こういう状況にありながら、文大統領の任期最後の「国民との対話」は、コロナ防疫に対する空虚な自画自賛で満たされたのだった。(中略)

大統領選前の世論に配慮し行動制限を廃止

 文在寅大統領の大言壮語とは裏腹に、韓国の状況は連日悪化している。(中略)

 文在寅政府は、コロナ拡散初期の昨年2月29日から今年10月31日までの1年8カ月間、ソーシャルディスタンスの確保を続けてきた。私的な集まりや行事の人数制限、各種事業場の営業時間制限などを厳しく行ってきた。

 (中略)来年の大統領選挙を控え、悪化した国民世論をなだめなければならない文在寅政府としては、これ以上ソーシャルディスタンスを維持することはできなかった。

 何より、韓国労働市場の4分の1を占める自営業者たちが、政府の防疫方針に強く反発していたのだ。大半の自営業者は、この1年8カ月間、集合禁止措置により、営業ができなかったり、営業時間制限で収入が大幅に下がったりしているのに、政府から防疫方針に対する損失補償を受けることができなかった。生死の岐路に立たされた自営業者らの自.殺.が次々とニュースになり社会的問題化していた。自営業者らは非常対策委員会を立ち上げ、政府の防疫措置に対する本格的な集団行動への突入を予告した。来年3月の大統領選を控え、家族合わせて1000万人に達するとされる自営業者たちを敵に回せば「共に民主党」による政権維持を望む文在寅政権にとって大きな障害になるに違いない。

 1年8カ月も続いたソーシャルディスタンスで社会的に国民の疲労感も累積していた。文在寅政府の最高業績と思われていたK防疫が、いつの間にか、文在寅政府の失策として国民的居非難を浴びかねない状況に追い込まれていた。

 結局、防疫当局は「ワクチン接種率70%突破」を理由に、11月1日から順次的な「ウィズコロナ」を宣言し、防疫指針を一気に緩和させざるを得なかった。「日常への回復」の第1段階と命名された新しい防疫指針では、私的な集まりは12人(首都圏は10人)まで、すべての営業場の営業時間の制限をなくし、多重施設の出入り制限も撤廃された。

 だが、感染実態が示し続ける警告を無視したこの政治的判断は、新たな危機を招いている。(中略)

韓国民が気にする「日本の感染者が一気に減少した理由」

 このようにコロナが爆発的に再拡散している韓国の国民が、いま大きな関心をもって見ているのが、韓国とは逆にコロナ感染者が急減している日本の状況だ。(中略)

日本の感染者減は「韓国製検査キットを使用していないから」

 感染病専門家で慶北大医学部の李徳熙(イ・ドクヒ)教授は自身のブログで、最近の韓国での感染者の急増状況を「K防疫の弊害」と説明した。

(中略)

 要するに日本では無症状や軽症の感染者が大量に生まれ、こうした人々が回復した後に免疫を獲得し、ワクチン接種と共に相乗効果を出している、韓国に比べ防疫が万全でなかったことがかえって奏功している、という説明である。

 そのため日本の感染者急減を「防疫成功」として受け入れない韓国.人も多い。ソウル市が運営するラジオ放送局のTBSの時事ニュースの司会者、金於俊(キム・オジュン)氏は、専門家から聞いた内容だとし、「日本の診断キット問題」を主張した。

(中略)

「防疫失敗国」日本に立場逆転された焦り

 検査費が無料の韓国に比べて、日本ではおよそ2万円もかかるため、検査数が韓国より著しく低く、当然感染者数も低くなっている、との主張もある。「日本のコロナ感染者急減」に関する記事につけられたネットユーザーたちのコメントを見ても、こうした見方は多くの韓国国民に浸透しているようだ。

(中略)

 そこには、韓国.人とメディアが「防疫失敗国」と嘲弄してきた日本にすっかり押されてしまっている現状に対する焦りが滲み出ているようだ。文在寅大統領の自負心とは裏腹に、現状、最悪の事態を招いてしまっている「K防疫」は、大統領選挙にいかなる影響を及ぼすだろうか。


JBpress 2021.11.30(火)李 正宣 2021.11.30
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