造船 
(イメージです。)


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:2015/01/12(月) 14:46:14.78 ID:
韓国の造船業況が最悪の状況に向かっている中で、現代(ヒョンデ)重工業に続きサムスン重工業の労働者たちまでが賃金引き上げを要求しながら韓国内の造船業界が四面楚歌に陥っている。

9日、ソウル瑞草洞(ソチョドン)のサムスン本館前では巨済(コジェ)造船所に勤めるサムスン重工業の労働者協議会執行部と代議員90人余りが拡声器を持って3時間にわたり上京闘争を行った。集会を主導した労働者協議会のビョン・ソンジュン委員長は「交渉が妥結しなければストライキに出るしかない」として「今日はバス3台だけで上京してきたが、300台になり、500台にもなりうる」と迫った。彼らは実績と関係なく生産性目標インセンティブ(TAI)を、最大値である基本給の100%ずつ上・下半期に支給することと、成果インセンティブ(OPI)の追加支給を要求している。

これに先立ち7日、現代重工業も2014賃金団体協約暫定合意案の賛否投票が否決されて7カ月の陣痛の末に出てきた労使間の合意が最初に戻った。労使が力を集めても難関を突破しにくい状況で、葛藤が深刻化して造船業界に危機感がさらに大きくなっている。

◆今年の船舶受注12%減少の見通し

昨年の世界の新規船舶発注量は3969万CGT(標準貨物船換算トン数)を記録した。2013年より34.7%減少した数値だ。韓国の船舶発注量も36%減少した。仕事が減る中で昨年、現代重工業とサムスン重工業は年初めに出した受注目標を達成できなかった。昨年7月、早目に賃金交渉を終えた大宇(デウ)造船海洋だけがビッグ3造船所の中で唯一、受注目標を達成した。

今年の市場展望も暗いのは同じだ。韓国輸出入銀行の海外経済研究所によると、今年の韓国造船業界の船舶受注量は前年よりも約12%減少した950万CGTにとどまるとの見方だ。

プロジェクトが延期になったり発注がキャンセルになったりする事例も相次いでいる。米国アクセラレーターエネルギーは最近、サムスン重工業に発注しようとしていた浮遊式液化保存設備(FLSO)の建造計画を4月1日まで保留することを要求した。この会社は昨年9月、大宇造船海洋と発注を協議したLNG-FSRU8隻の発注も取り消したことがある。

◆日本、中国がLNG船の市場猛追撃

韓国の造船業界はこれまでLNG船や超大型コンテナ船など高付加価値の船舶で収益を出してきた。問題は、韓国が独占していたこの市場までも日本と中国に奪われているということだ。

昨年世界市場の38.6%を占有した中国はすでに高価市場側を視野に入れている。中国が最近14カ所だった国営造船所を8カ所に統廃合したのも、こうした戦略によるものだ。規模を育てて技術力を高め、高付加価値の船舶受注に出る動きだ。

日本も造船産業構造調整や円安、堅固な技術力を踏み台にして船舶市場の奪還を狙っている。日本の船舶は昨年、円安効果で船価が15%ほど下落した。日本の今治造船所は最近、自国の船会社から2万500TEU級の超大型コンテナ船6隻を受注した。韓国造船所もいまだ受注できない2万TEU級の船舶を初めて受注したのだ。

業界関係者は「今治造船所は超大型船舶建造のための新規ドック建設を推進中」としながら「超大型コンテナ船の市場を事実上独占してきた韓国造船業界にとって大きな脅威になる展望」と話した。

※本記事の著作権は「韓国経済新聞社」にあります。
http://japanese.joins.com/article/170/195170.html
http://japanese.joins.com/article/171/195171.html