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1昆虫図鑑 ★2021/08/25(水)10:32:44.31ID:CAP_USER.net
 「罪を犯した」として起訴されている政治家が「たとえ事実に基づいたものであったとしても、私を批判する者には罰を与える」などと言い出し、それが通るような世の中は果たしてまともと言えるだろうか。そんなおかしなことが、いま韓国で現実になりかけている。

元慰安婦と遺族だけなく、なぜか慰安婦支援団体まで「保護」

 「正義記憶連帯」(正義連)の前理事長で、在職当時、団体への寄付金を横領したなどとして起訴されている尹美香(ユン・ミヒャン)議員が、慰安婦関連団体への名誉毀損を処罰する法案を共同発議した。これに対し、韓国メディアや国民世論から「“セルフ保護法”だ」として猛烈な非難が起きている。

 無所属の尹美香議員が与党・共に民主党議員ら9人と共同発議した法案の正式名称は「日帝下日本軍慰安婦被害者に対する保護・支援および記念事業などに関する法律の一部改正案」だ。元慰安婦らとその遺族たち、そして関連団体を支援する既存の法律に、慰安婦被害に対する名誉毀損禁止条項を新設するのが改正案の趣旨だ。

 具体的には、「何人も、公然と被害者や遺族を誹謗する目的で、日本軍慰安婦被害者に関する事実を摘示し、又は虚偽の事実を流布して、被害者、遺族又は日本軍慰安婦関連団体の名誉を毀損してはならない」という条項と、「慰安婦問題に関し、新聞・放送や出版物又はインターネット等、講演や記者会見、懇談会、討論会等、公演や展示物等を利用して虚偽の事実を流布した者は、5年以下の懲役又は5000万ウォン以下の罰金に処する」という条項が新設された。

これが大きな反発を呼んでいるのだ。

 というのも慰安婦やその遺族だけでなく、なぜか慰安婦関連団体に対する名誉毀損も処罰対象となっており、それも虚偽事実だけでなく「事実を根拠にした批判」も処罰するとしているからだ。もし、同改正法が成立すれば、現在、横領や背任、準詐欺など8件の容疑で裁判が行われている尹美香議員に対するメディアや有識者らの批判も名誉毀損となりかねない。ひいては、正義連などの慰安婦運動団体の活動に対するいかなる批判も、名誉毀損として処罰されうる解釈も可能だ。結局、同法案で最大の恩恵を受けるのは、元慰安婦のおばあさんたちではなく、発議した尹美香議員本人とその仲間たちということになるだろう。

(中略)

「いっそ『民主党批判および処罰禁止法』を作れば」
(中略)

ネット民からも怒りと嘲笑
(中略)

“歴史歪曲禁止法”が続々と


 2020年4月の総選挙で180議席という絶対多数議席を獲得した与党は、いわゆる「歴史歪曲禁止法三種セット」を党論として押し通してきた。このうち、5・18民主化運動を卑下する者に対して司法処理まで可能にする「5・18歴史歪曲処罰法」は、すでに国会本会議を通過して法案が成立した。

 今年5月、共に民主党の金容民(キム・ヨンミン)議員が代表発議した「歴史歪曲防止法」は、別名「親日称賛禁止法」と呼ばれている。この法案は、日帝支配を称賛・鼓舞したり旭日旗などの造形物を使用したりすれば、10年以下の懲役、2億ウォン以下の罰金刑に処する内容が骨子となっている。

 そしてトドメが、尹美香議員が今回共同発議したいわゆる「慰安婦歪曲処罰法」だ。

 この「歴史歪曲禁止法三種セット」で、共に民主党は自分たちの歴史観と相容れない事実を、韓国の歴史から“抹消”しようとしている。共に民主党が考える「歴史」に対して批判した者を処罰しようとしているのだ。

 あまりにも荒唐無稽に聞こえるかもしれないが、韓国ではこれが現実になろうとしている。国民の多くも反発しているが、与党の暴走を止める手立ては今のところない。

 「共に民主党には“民主”がなく、国民の力には“力”がない」と韓国国民が嘆息するように、残りの2法案も共に民主党が力で押し通そうとすれば、国民の力にそれを阻止することは不可能だ。

 だが、国内でそれが通っても、国際的には通用しまい。自分たちに都合よく歴史に裁断をくだし、表現の自由を抑圧するような法律を次々成立させるような暴走を文在寅政権と与党が今すぐ止めなければ、韓国社会は自由と民主主義の価値を共有する国際社会から遠ざかることになるだろう。


https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66637