経済 ウォン 
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:2015/01/03(土) 22:44:25.76 ID:
【社説】韓国の国民所得3万ドル、数字にだまされないためには

 昨年の韓国の輸出額は5731億ドル(約68兆6400億円)、貿易収支の黒字は474億ドル(約5兆6800億円)で、2013年に続いて過去最大を記録した。韓国政府は今年の輸出額が5940億ドル(約71兆1400億円)、貿易収支の黒字は520億ドル(約6兆2300億円)とさらに拡大し、3年連続で過去最大を更新すると見通している。世界的な景気低迷という状況でも韓国経済が比較的善戦しているからだ。経常収支の黒字も今年初めて1000億ドル(約11兆9700億円)を突破し、韓国はドイツ・中国・サウジアラビア・スイスに次いで世界第5位の黒字大国に浮上する見通しだ。

 今年は国民所得3万ドル(約359万円)時代の元年でもある。昨年の1人当たりの国民所得はおよそ2万8000ドル(約335万円)と推定される。毎年1800-2000ドル(約21万5500-23万9600円)ずつ増えていることを考えると、今年は3万ドルを突破する可能性が高い。そうなれば韓国は、人口5000万人以上で国民所得3万ドルを超える「30-50クラブ」の7番目の国となる。だが、今年の韓国経済の見通しが単純に明るいわけではない。貿易収支・経常収支の黒字が過去最大規模となったのは、投資・消費の不振に伴う輸入増加率の鈍化と原油価格の下落が大きく作用したからであり、決して手放しで喜べる状況ではない。国民所得が3万ドルを突破するというのもウォン高に救われている部分が大きく、ほとんどの国民は実感できていない。

 経済指標と体感景気の乖離(かいり)の解消が、韓国経済の大きな課題だ。とにかく労働・教育・金融などの構造改革を通じた韓国経済の体質改善が必須となる。それができてこそ、良質の雇用が増え、家計の実質所得が増加し、消費・生産・投資の拡大につながるという経済の好循環構造が形成されるのだ。今年は国内景気と輸出をバランスよく成長させ、名実共に国民所得3万ドルの時代を開く出発の年にしなければならない。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/01/02/2015010200667.html