サムスん テレビ 
(イメージです。)


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:2014/12/26(金) 04:21:51.04 ID:
 9月5日、欧州最大の家電見本市「IFA 2014」が開かれたドイツ・ベルリンの「メッセ・ベルリン」。16万平方メートルに達する広い展示場に各国の家電・IT(情報技術)企業1500社余りがブースを構えた。面積が最も大きかったのはサムスン電子(8730平方メートル)で、次いでソニー(4000平方メートル)、LG電子(2657平方メートル)と続いた。ブースの面積は世界市場での各社の「領土」の広さを象徴的に示しており、サムスン電子とLG電子は世界大半の市場でトップクラスに立っているというわけだ。

 ところが、中国市場に目を転じると話は変わってくる。9月16日午後、中国の北京市朝陽区にあるカルフールの家電売り場。前面中央の最も目に付きやすい場所には中国企業の創維(スカイワース)製の4Kテレビ6台が展示されていた。すぐ後ろにはやはり中国企業の長虹と海信(ハイセンス)、TCLのテレビがそれぞれ6台ずつ並んでおり、サムスン電子のテレビは売り場左手の隅に3台あるだけだった。LG電子のテレビは1台もなかった。サムスン電子とLG電子は世界テレビ市場で1、2位のメーカーだが、中国では地元企業に押され4位と10位にとどまっている。中国の中心部となる北京の目抜き通りの片側を覆っていたLG電子の広告パネルも、昨年撤去された。

 韓国企業がじわじわと中国市場から締め出されている。LG電子(携帯電話事業)、潤滑油事業を手掛けるSKルブリカンツ、スーパーのイーマートなどは赤字に耐え切れず、全面的または部分的に撤退した。中国は今や、単一国としてはスマートフォン(多機能携帯電話端末)、テレビ、重機、自動車などでいずれも世界1位の市場となっている。だが、韓国企業はテレビや家電、重機分野ですでに中国企業に押され、スマートフォンも今年に入り中国企業に逆転された。

 世界市場では善戦している韓国企業が、どうして中国では劣勢に立たされているのだろうか。その答えは、カルフールでテレビを見て回っていた買い物客、呉大兵さんの言葉にある。「デザインがすっきりしていること以外、特に品質に差はなさそうなのに、5000元(約9万円)も高いサムスンのテレビを買おうとは思わない」

 中国には、自国の市場に深く根を下ろした多くのメーカーがある。ずば抜けた技術や品質、差別化されたサービスがなければ、恐るべき価格競争力を持つ中国企業にはかなわないということだ。

ベルリン・北京= カン・ドンチョル記者
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