韓国 Flag 
(イメージです。)


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:2014/12/23(火) 02:57:39.69 ID:
セウォル号事故その後

2014年12月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014122202000132.html

四月の韓国フェリー「セウォル号」沈没事故で、船長が真っ先に逃げだし、海洋警察の救助が遅れ、船舶会社オーナーは逃亡の末に自殺した。なぜか行政の責任者、李柱栄(イジュヨン)・海洋水産相(63)=韓国では長官=は解任されていない。

四選の国会議員で、長官に就任して一カ月半で事故に遭遇した。
韓国メディアによると、李長官は事故直後、被害者の家族たちからののしられ、胸ぐらをつかまれた。それでも、ひたすら謝り、訴えを聞いた。約四カ月、自宅に帰らず、事故現場近くの郡庁舎に寝泊まりした。髪もひげも伸び放題に。政府庁舎に戻ってからも、週末は現場を訪れた。

家族たちは少しずつ心を開いた。
「長官が捜索を見守ってくれると、不明者の遺体が見つかる」と言われ、一緒に岸壁に立ち続けた。十一月半ば、最後の捜索を見届けた不明者の家族十五人を、長官は一人ずつ抱きしめた。家族の代表は記者会見で「国家に対する信頼は崩れたが、いつの間にか長官だけは深く信頼するようになった」と感謝した。

私は十五年前、ソウルにある社会人向けの大学院で李柱栄氏と同級生だった。当時は弁護士だったが、もの静かで、周りの話に耳を傾け、とても誠実な人だった。捜索現場でもきっと、言い訳を一切せず、真心を尽くしたのだろう。長官職を離れたら、一度会いたいと願っている。 

(山本勇二)