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1蚯蚓φ ★2021/02/08(月)23:55:40.63ID:CAP_USER.net
昨年、対日貿易赤字が再び200億ドルを越えたという。今年1月3日、産業通商資源部の発表によれば、2020年対日貿易収支は208億4000万ドルの赤字で、前年(191億6000万ドル)比赤字幅の規模が上昇した。これを具体的に調べると、日本への輸出は前年より11.8%急減した250億8000万ドルであったのに対し、日本からの輸入はわずか3.5%の小幅減少によって459億2000万ドルに達した。

国内メディアは日本製品不買運動の弱化とコロナ19余派にともなう国内企業の主力品目輸出不振が貿易赤字拡大の主な理由と報じている。事実、対日貿易不均衡現象は1965年の韓日国交樹立後、一年も欠かすことなく、持続的に発生した構造的な問題であるため、その原因に対する韓国政府と日本側の主張から調べようと思う。

まず韓国政府が分析している対日交易不均衡の根本原因は次のとおりだ。

○対日不均衡の最大原因は韓国の競争力不足の部品素材を中心に輸入が固定化されているためだ。すなわち、我が国の輸出需要が増加すれば主力輸出産業の部品素材を中心に対日輸入が増加する。

○日本は中堅企業と中小企業中心の素材産業および製造業基盤産業が等しく発展した完結型産業構造を有しているのに反して、韓国は大企業に技術従属的な中小企業が大多数でグローバル競争力がある固有技術を確保している中小企業は微弱な状況だ。

○国内大企業は長時間が必要とされる基礎固有技術開発よりは核心技術を輸入し短期間で成果を出せる応用・製品化に対する設備投資を通じて収益を創り出すことに力を注いだ。

○日本は難しい技術標準などに非関税障壁をたてることによって韓国および海外からの輸入を制限している。

これに対して日本側が主張している貿易不均衡の原因は下記のとおりだ。

○対日不均衡の主な原因は韓国が急速な経済成長のために難しい技術開発より日本から製造設備、部品、技術などを導入するよう決めたためだ。すなわち、日本からの輸入は国産化に必要な企業の時間と努力を節約し、日本の成果を活用できるので韓国経済にとって利益だ。

○したがってグローバル・サプライチェーンの国際分業化の観点から韓日貿易を眺めなければならない。

○韓国の対日輸出が増加しない理由は韓国企業の日本市場開拓努力の不足にも起因する。

韓国と日本のどちらの主張にも一理あるだけに、両国の見解を基に次のような提案をしようと思う。
最初に、完成品業者である国内大企業と部品業者である中小企業間の垂直関係より協力がより強化されなければならない。
二番目、政府は対日輸出有望商品を発掘し、輸入代替を誘発する研究開発に体系的積極的支援を続けなければならない。
三番目、特に具体的な政策の実効が現れる前に貿易収支が改善されれば、技術開発および国産化努力の減少が繰り返されている。これを脱して研究開発は長期的な観点から着実に推進されなければならない。
四番目、日本の消費者は過去、韓国に対する植民支配などにより韓国経済を一段階下に位置づけ、韓国製品を信頼しない傾向があることは否めない。それにもかかわらず、韓国企業が日本市場開拓を軽視すれば、貿易不均衡は絶対解消できないことを自覚しなければならない。
五つ目、国内の多くの輸出企業が日本産核心部品輸入に依存しており、日本との自由貿易協定締結は貿易不均衡を悪化させる可能性がある(同じ観点からRCEP参加によって対日貿易赤字がより一層大きくならないか憂慮される)。

最近、日本からのビールおよび自動車輸入規模が徐々に回復しつつあるという。韓日間貿易不均衡解消の一次的な責任は企業と政府にあるが、消費者(国民)もやはりこれの改善のための努力に参加すべきなのは極めて当然だ。そういう面で依然として日本製ボイコットおよび不買運動が必要だ、という認識が高い事実を消費者も認知する必要がある。

パク・ビョンイル韓国外大教授/韓国外大経営学科で国際経営を教え、経済正義実践市民連合(経実連)経済研究所理事として活動している。
(画像:顔写真)


出処:プレシアン(韓国語)対日本貿易赤字、解くことのできない難題であろうか?
https://www.pressian.com/pages/articles/2021020717155710537