(イメージです。)

1記憶たどり。 ★2021/01/19(火)09:09:04.63ID:nxXac60V9.net
https://dot.asahi.com/dot/2021011800057.html

静岡県御殿場市が13日までに飲食店に配布した「一見(いちげん)さんお断り」のポスターが波紋を呼んでいる。文面が8日に緊急事態宣言が発令された一都三県からの客を指していると受け取られ、市には否定的な意見が多く寄せられた。そうした思わぬ反響や、緊急事態対象地域の拡大を受け、その後内容は変更されたが、ポスターを貼った飲食店には
「差別だ」などと抗議する内容のはがきが届いているという。

ただ、首都圏の飲食店でも言い回しの違いこそあれ、一見の客を断っている店はある。その店主たちは、過剰な「御殿場叩き」に複雑な思いを吐露する。

*  *  *
 
(中略)すでに市内約200店の飲食店に配布された。

市によると、昨年8月、御殿場駅そばの飲食店街にあるキャバクラで新型コロナのクラスターが発生。感染対策が不十分だったうえに、来店客の名簿も作成していなかったため、店に出入りしていた客を追いきれなかった。この一件を受け、周辺の店主たちから、特に一見の客からの感染を怖がる声が寄せられるようになったという。

「(中略)ならば、市の名前があれば貼りだしやすいだろうと考え、貼り紙を作成したという経緯です。(中略)市から店に対し、掲示を促すものではありません。一都三県の方たちだけを指したつもりもありませんでした」(担当者)

これに対し、首都圏の住民を名乗る人たちから「一都三県はみんな感染者だと思っているのか」「差別だ」「二度と御殿場には行かない」「一見さんという表現は不適切」といった否定的な意見が、18日までに市に数十件寄せられた。実際に御殿場に来て店に入れなかった人からの抗議はないが、駅近くの飲食店には、「差別だ」と抗議する内容のはがきが届いたという。そうした反響や緊急事態宣言の対象地域が拡大したことを受け、市では14日に対象地域を示さない内容に作り変えた。

(中略)

店側の心情を差し置いて、「差別」という言葉が一人歩きしているようにも見える。だが、そもそも一都三県の飲食店でも、言い回しは工夫しているが、一見の客を断っている店は昨年からある。店主らの目に、御殿場の事態はどう映るのか。

東京の東部にあるバーは、昨年から《会員の方に限り》との看板を出して営業している。厳密に会員制にしているわけではなく、一見さんはお断りという意味合いであえて出したという。店主はこう話す。

(中略)

「あそこは観光地ですよね。本当は一見さんの観光客にどんどん来てほしいでしょうから、
どの店も悩み抜いて貼り紙を出すか判断していると思いますよ。市だって、お金を落としてくれる観光客を差別したいはずはないでしょう。これを差別というなら、うちの店もお客さんを差別しているということになるんでしょうか。このつらい状況でそんなことを言われたら、
本気で心が折れますよ」

(後略)


14日に変更された「一見さんお断り」のポスター(画像は御殿場市のHPより)