1:2014/12/14(日) 20:09:46.37 ID:
(画像:アナンバス諸島沖で5日、違法操業していたとしてインドネシア海軍に爆破されたベトナム籍漁船)
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 【シンガポール=吉村英輝】

 インドネシアが不法操業の外国漁船の取り締まりを強化している。「海洋国家」の復興を掲げるジョコ大統領による海洋権益保護の意向を受けた措置だ。拿捕(だほ)したベトナム漁船を爆破するなど厳罰姿勢を示し、南シナ海の領有権問題で微妙な関係にある中国漁船の拿捕にも踏み切った。

 インドネシアのスシ海洋・水産相は8日、同国パプア州南沖合のアラフラ海で違法操業をしたとして中国籍の漁船22隻を拿捕したと発表した。漁船は中国とインドネシアの両方の国旗を掲げており、スシ氏は「二重国籍での領海内漁業は違法」と指摘。中国側にも拿捕を通知した。

 インドネシアは2010年、中国が領海域と主張する「九段線」に近いインドネシア領ナトゥナ諸島付近で、警備艇により不法操業の中国漁船を拿捕したが、中国の漁業監視船から圧力をかけられ釈放した経緯がある。

 ジョコ氏は、5400隻の違法操業が常態化しており、被害額は毎年300兆ルピア(約2兆9000億円)にのぼると主張。取り締まりの強化を打ち出した。違法操業で拿捕したベトナム籍漁船3隻については海軍に爆破措置を命じ、乗組員33人を逮捕して退避させたうえ、今月5日にアナンバス諸島沖で実行した。

 ジョコ氏は領海内での規制を徹底するとともに、爆破を「ショック療法」と述べ、今後も継続する方針。ただ中国漁船にも実行した場合、反発は必至だ。

産経ニュース 2014.12.14 06:00
http://www.sankei.com/world/news/141214/wor1412140002-n1.html
http://www.sankei.com/world/news/141214/wor1412140002-n2.html