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1新種のホケモン ★2020/11/12(木)08:14:40.08ID:CAP_USER.net
 米ファイザーとドイツのバイオエンテックが開発している新型コロナウイルスのワクチンの販売が年内に開始されたとしても、来年までに供給可能な13億5000万回分の90%に当たる12億回分以上を米国、欧州連合(EU)、日本などが調達済みの状況となっており、韓国への導入は難しい見通しだ。韓国政府はファイザーだけでなく、どの製薬会社ともコロナワクチンの調達契約を結んでいない状態だ。

 主要国のファイザー製ワクチン調達量は、米国6億回分(5億回分の追加購入オプション)、EU3億回分(1億回分の追加購入オプション)、日本1億2000万回分、メキシコ3440万回分、英国3000万回分などだ。ファイザー製ワクチンは1人当たり2回接種を行う方式だ。カナダ、オーストラリア、チリ、ニュージーランドなども調達を行った。中国、ロシアなどコロナウイルスを独自開発している国を除くと、主要国は大半が調達を済ませたと言える。主要国はファイザーだけでなく、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソンアンドジョンソン、サノフィなどコロナワクチンを開発している製薬各社と調達契約を結び、さまざまな可能性に備えている。

 韓国政府は「コベックス(国際ワクチン共同調達プロジェクト)を通じて1000万人分、個別の製薬会社を通じて2000万人分を確保する戦略だ」と繰り返している。ファイザー製ワクチンを接種すると仮定すれば、6000万回分が必要だ。英国の調達量の2倍の量となる。孫映莱(ソン・ヨンレ)保健福祉部報道官は記者団に対し、韓国政府によるファイザー製ワクチン調達の可能性について、「個別企業との交渉過程を具体的かつ詳細に明らかにしにくい側面がある」と答えた。

 独自開発ワクチンが代案になり得るが、まだ道のりは遠いとされる。政府は「(国内メーカーのワクチン開発を)最後まで支援する」としているが、国内業界で最も開発が進展しているジェネクシンもまだ第1相臨床試験を終えていない状態だ。

 疾病管理本部長を歴任した全柄律(チョ.ン・ビョンユル)車医科大学教授は「ワクチンを調達した国がうらやましい限りだ。コロナ克服には必須であり、国民の日常を取り戻す上で必要なワクチンの調達をなぜためらうのか分からない」と述べた。全教授は「安全性、効能を全て確認した上で調達しようとすれば、量や価格が見合わなくなる可能性がある」とも指摘した。

 一方、医療界の一部は「ファイザー以外にモデルナ、アストラゼネカのワクチンも最終段階の第3相臨床試験が終盤にあるため、米国やEUが調達オプションを行使しない可能性があり、ファイザーが工場を拡張する可能性もあるため、供給不足は生じないことも考えられる」と分析している。

 韓国政府は韓国企業のSKバイオサイエンスが英アストラゼネカ、米ノヴァヴァックスのワクチンを受託生産するため、韓国での生産分の一部を国内用に確保できると期待している。しかし、そうした期待は「絵に描いた餅」になる可能性がある。調達契約を結んでいないため、他国の調達分が解消されるまで待たされる可能性があるからだ。

 一方、中央防疫対策本部は11日、10日のコロナ新規確定患者数が146人だったと発表した。4日連続で3桁台となった。全国で小規模の集団感染が続いている。江原道原州市の医療機器販売業者では6日に従業員が陽性となった後、訪問者、家族、知人などの感染が明らかになり、確定患者が23人に増えた。忠清南道天安市のコールセンターで起きた集団感染も確定患者が41人に増えた。京畿道抱川市の初等学校(小学校)に端を発する集団感染でも20人の確定患者が出た。


朝鮮日報日本語版 11/12(木) 7:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/74531ca4c3022d8ec8c5a5089b03485961c4c11c