1:2014/03/01(土) 11:45:01.71 ID:
実際の卵より48%も製造コストが安いとされる粉末状の代用卵を開発するシリコンヴァレーの新興企業が、アジア最大の富豪の支援を受けて、アジアに進出する計画だ。

 348798d5.jpg 

冒頭の写真では、アジア最大の富豪とされる李嘉誠(り・かせい:香港最大の企業集団・長江実業グループ創設者兼会長で、世界8位の富豪)が、スクランブルエッグをつくっている。しかし、そのスクランブルエッグは本物ではない。シリコンヴァレーの新興企業Hampton Creekが開発した粉末状の代用卵「Beyond Egg」が使われているのだ。

李氏の横に立っているのは、Hampton Creekの最高経営責任者(CEO)であるジョシュ・テトリックだ。Hampton Creekはアジア市場への大規模進出を計画しており、李氏は同社の2,300万ドルにのぼる投資ラウンドを主導した。

創設から2年のHampton Creekは、いまのところ米国でうまくやっている。
フルタイムのスタッフ50人を抱え、小売業者や食品メーカーのFortune 500企業6社とも契約している。わずか4カ月前には、550万ドルの資金調達ラウンドを完了したところだった。

Hampton Creekがつくっているのは代用卵だけではない。本物の卵を使わない新しいマヨネーズ「Just Mayo」も開発している。

Hampton Creekの代用卵は、ケーキなど加工製品に使われる予定だが、ふつうの卵と比べて製造コストが48%安いとされている。また、中国でニワトリへの懸念が高まっていることも、Hampton Creekに有利に働く可能性がある。鳥インフルエンザや抗生物質から基本的な食品安全性の問題まで、さまざまな懸念があるからだ。

シリコンヴァレーの新興企業が、製品やサーヴィスの新市場に加えて、新しい資金を求めてアジアに進出することは、最近のトレンドになっている。この10年間、シリコンヴァレーはヨーロッパの投資家に助けられつつヨーロッパに進出してきたが、それと似たことがアジアでも繰り返されているのだ。

2013年には、李氏が一部所有するストリーミング・サーヴィスのSpotifyが、アジア進出を開始した。アジア中心のヴェンチャーキャピタルGGV Capitalなどが出資する、ライヴァルのPandoraに続く動きだ。同じくGGVの投資を受けたリフォーム市場のHouzzも、同年1月にシリーズCの資金調達ラウンドにGGVが加わったあと、アジア進出を開始した。

メッセージング・サーヴィスの新興企業Viberは、アジアに足掛かりを築き始めていたところを、先週、日本のインターネット企業である楽天に9億ドルで買われた。この買収で、Viberはアジアにおける存在感がさらに高まるとみられている。

◎Hampton Creek 
https://hamptoncreekfoods.com/

http://wired.jp/2014/02/28/fake-eggs-and-asian-expansion/