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1新種のホケモン ★2020/08/14(金)15:43:41ID:CAP_USER.net[1/2]
<統計のマジックに騙されず、雇用創出や不安定雇用の解消を急げ>

新型コロナウイルスの感染拡大以降、韓国の雇用状況がじわじわと悪化している。特に、若者の雇用状況が深刻だ。(中略)初めて労働市場に参加する若者を中心とした25~29歳の失業率は9.3%から10.2%に0.9ポイントも上昇した。このままだと2020年度の大卒就業率(短大以上)は2019年の67.7%を下回る可能性が高い。【金明中・ニッセイ基礎研究所】

もっとも、韓国の失業率を他のOECD加盟国と比べると、それほど高い水準ではない。例えば、2020年6月時点の韓国の全体失業率と15~24歳の失業率はそれぞれ4.3%と10.8%で、コロンビア、スペイン、ギリシャと大きな差があり、OECD平均8.0%と17.9%も大きく下回っている。(中略)

<若者失業が統計に出ない理由>

実際は若者の多くが失業状態にあるのに、なぜ韓国の失業率は統計上において低い水準を維持しているだろうか?その主な理由としては、1)15歳以上人口に占める非労働力人口の割合が高いこと、2)非正規労働者の割合が高いこと、3)自営業者の割合が高いこと等が挙げられる。

(中略)

諦めた人々はカウントされない
(中略)

このように韓国で非労働力人口の割合が高い理由としては「潜在的な失業者」が多く存在していることが挙げられる。韓国における非労働力人口の内訳を見ると、育児、家事、学業、高齢、障がい等を理由としたもの以外に、働く能力があるにも関わらず仕事を探していない「休業者」の割合が全非労働力人口の13.9%を占めている。また、就業準備のために仕事を探していない人が4.8%もいる状況だ。彼らは調査期間中に仕事を探す活動をしていないので失業者ではなく非労働力人口に分類される。

<コロナで日雇い職が消えた?>

(中略)新型コロナウイルスの影響で20代や30代を中心とする臨時職や日雇い職の仕事がなくなった可能性が高い。2019年8月現在の非正規労働者の割合は36.8%で、2008年以降最も高い数値を記録しており、近年は若者の非正規労働者も増加傾向にある。このように多くの人が非正規労働者として労働市場に参加することにより就業者数は増え、統計上の失業率は低下しているのだ。

また、自営業者の割合が高いことも統計上の失業率を低くする理由になっている。韓国における自営業者の割合は2018年時点で25.1%とOECD加盟国の中で5番目に高く、日本の10.3%を大きく上回っている。(中略)

(続く)

ニューズウィーク日本版 8/14(金) 14:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe6f114730617f37bf0cb2d939e3d2146a1a2698