日本 韓国 Flag 

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:2014/11/22(土) 21:22:55.48 ID:
■非難合戦に勝者なし

日中両政府が7日に発表した沖縄県・尖閣諸島問題などを巡る4項目の合意文書を読んだ時、「こんな文書を今、日韓の間で作ることができるだろうか」という疑問が湧いた。日韓間では、首脳同士が高度な政治判断をしてまで関係を改善する必要性を双方が感じていないと
思うからだ。


北京で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)など10~16日の一連の国際会議で、安倍晋三首相と韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は、言葉を交わすことはあっても首脳会談は実現しなかった。両首脳が日中韓首脳会談に意欲を見せているのは、日韓首脳会談
がすぐに実現しないことの裏返しだ。

従軍慰安婦問題で、日本に誠意ある対応を求め続ける韓国。日本では「もう韓国はいい」と、突き放す声が強まっている。私も朴大統領が慰安婦問題に言及するたび、反発する気持ちが湧く。

■現状放置すれば貴重な財産喪失

しかし、グローバル化し世界中に目が向くようになっても、日本に高い関心を持ち、日本人に良い印象を持っている人が多いのもまた韓国なのだ。これは日本にとって貴重な財産のはずだ。反韓感情を理由に現状を放置していれば、外交上の財産を失うことになりかねない。日本で広まっている「日韓関係が悪くても日本は損をしない」という見方を再考すべきだ。

私は昨年12月、本欄で、若者を中心とする日本文化を楽しむ韓国の「好日派」現象について書いた。こうした面が日本であまり知られていないことが、反韓感情の高まる一因でもあると思う。

幼稚園児がいる30代の母親は「子供の間では韓国アニメより日本の作品の方が人気だ」と話す。また、韓国の園児の男の子に今、最も人気なのは「戦隊もの」と言われる日本の特撮テレビドラマ「獣電戦隊キョウリュウジャー」だそうだ。ソウルのおもちゃ屋では、この関連商品を購入しようと親子連れが2時間待ちの列を作ったという。

長らく韓国は日本の大衆文化の流入を警戒し、1998年にようやく段階的な開放に踏み切った。制限期に育った40代の人々はアニメ「キャンディ・キャンディ」や「鉄腕アトム」などを韓国の作品だと誤認していたというが、今の子供は「日本製」だと分かって楽しんでいる。また、タクシーに乗るたび、日本への関心の高さを感じる。運転手は日本で働いたことのある人が多く、日本語の上手な人も少なくない。日韓の市民意識の差を論じる運転手もいた。

ただ、外交官として対日交渉に長く携わった趙世暎(チョセヨン)・東西大特任教授は「若者らが日本文化を受け入れているからといって、歴史問題を気にしていないかといえばそうではない。むしろインターネットを通じ、強硬な声が広がりやすい面もある」と指摘する。

ソース:毎日新聞 2014年11月21日
http://mainichi.jp/journalism/listening/news/20141121org00m010003000c.html

続きます