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1蚯蚓φ ★2020/06/09(火)22:20:51.22ID:CAP_USER.net
科学界には永遠の論争の種が一つある。人間の性格と行動様式を決める要因は何かということだ。進化論で武装した遺伝学者などは人間の性情、特に犯罪指向を規定する要因として、いわゆる「悪い遺伝子」をあげる。一方、社会科学者などは人間が育ってきた環境、特に教育に、より多くの重きを置く。

真実はこの二つの見解の間のどこかにあると見られるが、どちらか片方だけを信奉するのはきわめて危険だ。それは差別と嫌悪、盲信と同じ副作用を産むからだ。

四日間隔で女性2人を残酷に.殺.した後、死体を遺棄した容疑で捕まった31才のチェ・シンジョン。彼の残忍な暴力性は既に前兆を見せていた。彼は23才だった2012年、ガールフレンドを凶器で脅迫して性暴行した容疑で懲役3年、執行猶予5年を宣告された。さらに執行猶予期間だった3年後、大型マートで物を盗んで懲役6ヶ月を宣告されたが、再び執行猶予で解放された。

SBS時事プログラム「それが知りたい」によれば彼は逮捕された後も一部容疑を否認したり、「薬を飲んでいて思い出せない」と話した。この言葉から多くの人々は自然に疑問を持つほかない。万一、彼が正しく処罰を受けていれば、彼によって亡くなった、罪のない二つの生命を生かすことができなかったかと。

しかし、私たちの司法体系の現実はそうではない。初犯なので反省文を提出し、被害者と合意して、心身が弱って等等、各種減刑理由でたびたび大衆の感情とはかけ離れた判決が下される。真の反省と謝罪がないのに容赦がありえないように、適切な断罪と懺悔なしで教化はありえるだろうか。

これは私たちが過去数十年間、隣国日本でも目撃したことだ。彼らは軍国主義時代をまともに反省したことも、断罪したこともない。ナチの残党を最後まで追跡して掃討してきたドイツの努力とは相反した道を歩いた。それはその国の指導者の歴史意識不在と妄想、野心が表わした結果であった。

その代表的な人物が安倍晋三現総理だ。数年間、日本内閣を率いた彼にとって一生の課題は「戦争が可能な国家」への改憲だ。第二次世界大戦戦犯である岸信介を母方の祖父にもつ彼は日本右翼の本山である山口県で生まれ育った。朝鮮侵略の元凶である伊藤博文など韓半島征伐を主張した人々の大部分がこの地域出身だ。

安倍総理は科学者が言う遺伝的要因と環境的要因の両方を備えたわけだ。その要因の結果は他でもない「反韓感情」だ。彼は政治的危機のたびに韓国たたきで内部世論を結集しようとした。彼は反韓感情に陶酔したあげく、ときおり理性を失った判断を下した。輸出規制カードが代表的だ。

そのカードは自ら失敗を招く手法になって戻っている。同時にアベ内閣支持率は日がたつほど落ちている。今月5~7日の調査によれば2012年再執権後、最低値である38%を記録した。各種政治スキャンダルとコロナ対応での指導力不在が原因だ。

ところで本来の問題は彼の後に続く日本の政治指導者もまた極右指向という点だ。最近、コロナ事態を機会にして日本国内で人気を集めている吉村洋文、大阪府知事と小池百合子、東京都知事の二人とも嫌韓を支持基盤にしている。そのため、日本は過去にもそうで、未来にも変わらないだろう。

個人でも国家でもいくら善意を持って対しても変わらないことがある。「改過遷善(過ちを改め善に遷る)」は被害者に対する加害者の真の謝罪と懺悔から出発する。その初めのボタンをまともに通さなければ被害者とその家族は一生苦痛の中で生きなければならない。だから今でも変わらないことに対する有効適切な社会的、国家的対応戦略が切実なのだ。

イ・スンヒョン産業部エディタ
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ソース:ニューストマト(韓国語)(トマトコラム)どんな事は簡単に変わらない
http://www.newstomato.com/ReadNews.aspx?no=976784