軍事 
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:2014/11/05(水)14:56:30 ID:
防衛産業業者に『贋物』放熱ファン納品…輸入業者など6人摘発
10年間天王峰艦・仁川(インチョン)艦など衛星通信装備に装着されて


台湾製の値段が安い放熱ファンをフランス製高額品に変身させて防衛産業関連企業に納品した輸入業者などが警察に摘発された。

軍は設計と違う部品で製作された軍艦衛星通信装備、水中音波探知機などが10年間納品された事実を把握さえ出来ずにいたことがわかった。

京畿(キョンギ)地方警察庁国際犯罪捜査隊は4日、特定経済犯罪加重処罰法上詐欺疑惑でN社代表イ某(50)さんを拘束、職員チョン某(32)さんなど4人を詐欺疑惑で不拘束立件した。

またイ氏に取引先を紹介した後、手数料を受け取った台湾放熱ファン製造業者D社の韓国法人職員ユン某(40)さんを背任受財疑惑で不拘束立件した。

イ氏は2004年2月から最近まで台湾D社が製造した放熱ファンを1個当り4~6ドルで輸入した後、フランス製E社製品のようにラベルと品質保証書を偽・変造、防衛産業業者に1個当り12~50ドル受けて販売した疑惑を受けている。

電子・通信装備の内部熱を放出させる放熱ファンはフランスE社製品が世界的に品質を認められていて、ほとんどの防衛産業業者が製造段階からE社製品を使うように設計に反映している。

1999年からE社製品の国内独占販売権を確保したN社は2004年からE社部品輸入を切って、最近10年間に何と10万個余りに達する台湾製放熱ファンを輸入・納品して14億ウォン余りの不当利得を取ったと調査された。

このように納品された『贋物』E社放熱ファンは天王峰艦(4千500t級)のレーダー、仁川(インチョン)艦(2千500t級)の水中音波探知機だけでなく、ユンヨンハ艦など各種軍艦の衛星通信装置などに装着されたと警察は説明した。

共に立件されたD社韓国法人職員ユンさんは2008年から最近までイ氏から4千500万ウォンの手数料を受けて取引先をN社に渡した疑惑を受けている。

警察関係者は「偽・変造された保証書が添付された部品が10年間納品されたのに十分な検証がなされず、防衛産業部品管理システムの問題点が露出した」として「D社製品が装着された軍用装備が不良を起こしたデータなどは詳しく確認できず、軍と防衛事業庁などに調査を依頼した」と話した。

デイリー韓国(韓国語)
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201411/dh20141104110517137890.htm