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 (台北 24日 中央社)

 台湾高速鉄路(新幹線)は23日の取締役会で、年末前の破産を回避するための財務改善計画が承認された。

 不健全な財務構造により2007年の開業以来、厳しい経営状況が続く高鉄。累積赤字は500億台湾元(約1775億円)を上回っているほか、来年は新駅の開業や耐用年数を迎える施設・設備の更新に伴う支出の増加が想定される。

 同社の試算によると、支出を賄うには2018年の時点で年間400~570億元(1420~2024億円)規模の営業収益が必要だが、現在は300億元(1065億円)あまりにとどまっているため、今後5年で収入が支出に追いつかなくなるという。

 これを受け、改善計画には政府の持株比率の引き上げ(23%から35%)やフランチャイズ期間の延長(35年から75年)などが盛り込まれ、これによって生じる利益は運賃の値下げなどで国民に還元される。

 値下げ幅はまだ明らかにされていないが、実施は来年4月の見込み。高鉄は交通部への報告や立法院(国会)での審議に備えて来年2月に改善案に関する報告を提出する予定。

(汪淑芬/編集:荘麗玲)
フォーカス台湾 2014/10/24 15:55
http://japan.cna.com.tw/news/aeco/201410240003.aspx