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1影のたけし軍団ρ ★2019/12/12(Thu)11:41:12ID:CAP_USER.net
輸出依存度の高い韓国経済は、世界的な貿易量減少の影響もありかなり厳しい状況を迎えている。

トランプ大統領の保護主義的な政策や中国経済の減速などを受けて、ここから先、韓国が短期間で輸出を増やして景気持ち直しを目指すことは難しいだろう。

韓国の金融・財政政策にも限りがある。政策金利は過去最低の水準にある。利下げの余地・効果とも限定的だ。財政出動をさらに増やすと、韓国自身の信用力の低下=ソブリンリスクが高まることもあるだろう。

文政権が経済の安定と持続的な成長を目指すにあたって、構造改革の重要性は高まっている。

既得権益層に経済的な利権が集中してきた韓国にとって、経済格差を是正し、将来への希望を高めるためにも、改革案をまとめ、実行する意義は大きいはずだ。

ただ、左派の政治家として存在感を示してきた文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、企業向けの規制緩和などを行い企業経営を支援するとは考えづらい。反対に、同氏は労働組合などの支持を維持するために、韓国経済の成長期待を下押しするような政策を進めてしまっているように見える。

安全保障に関しても、文政権の政策は目指されるべきものとは異なる方向に向かっていると考えられる。(中略)

(中略)一つの大きな要因として、韓国経済にとって最大の輸出先である中国経済が減速していることがある。

中国政府は財政・金融政策の両面から景気の下支えを重視している。(中略)にもかかわらず、成長率は低下し、債務問題が深刻化している。中国経済が依存してきた固定資産への投資も鈍化している。

新車販売台数も落ち込んでおり、内需も低迷気味だ。(中略)

韓国にとって、中国の需要を当てにして景気回復を目指すことは現実的ではなくなりつつあると考えられる。それに加え、韓国と中国の経済的な関係も大きく変化している。韓国から調達してきた半導体などのIT関連分野において、中国は自国企業の競争力を高めようと国家総力で取り組んでいる。

(中略)

中国の需要を取り込み、半導体輸出などによって成長を実現してきた韓国経済は行き詰まりというべき状況を迎えている。

(中略)

経済運営の行き詰まり懸念に加え、韓国では格差問題も深刻だ。文政権は、最低賃金の引き上げや、高齢者の短期雇用の増加に取り組んだ。それは既得権益層には有利だ。一方、就業していない若年層を中心に雇用と所得の環境は厳しさは増しており、韓国の内需を冷え込ませる一因とみられる。

韓国の小売企業の業績などを見ると、個人消費を取り巻く環境の厳しさがうかがえる。韓国の百貨店やディスカウントストア運営企業の業績や株価は不安定に推移している。とくにディスカウントストア業界では、業績不振が鮮明な企業もある。

価格帯の低い店舗での購入を控える人が増えるほど、韓国の経済環境は厳しさを増していると考えられる。

https://president.jp/articles/-/31379