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1右大臣・大ちゃん之弼 ★2019/05/10(金)11:39:05.44ID:CAP_USER.net
北朝鮮ミサイル追加発射で状況急変

 北朝鮮のミサイルは、米国務省のスティーブン・ビーガン北朝鮮担当特別代表が訪韓した直後の9日に発射された。前日韓国に到着したビーガン代表は、9日の北朝鮮ミサイル追加発射前に国家情報院の徐薫(ソ・フン)院長と極秘裏に面談していたことが分かった。外交消息筋は「ビーガン代表は徐薫院長と会い、今月4日のミサイル発射以降の北朝鮮の動向など情報を共有したと聞いている。北朝鮮が追加発射を強行したため、韓国政府の北朝鮮に対する食糧支援問題を調整しようと考えていたビーガン代表は、焦点を『北朝鮮ミサイル対応』に移すかもしれない」と述べた。

 ビーガン代表はその後、駐韓米国大使館関係者らと会議を行っていた最中に北朝鮮のミサイル発射を知り、駐韓米副大使公邸で韓国政府当局者らと同日予定していた夕食会も取り消したとのことだ。当初、ビーガン代表は10日に韓国外交部(省に相当)の康京和(カン・ギョンファ)長官に会った後、韓米ワーキンググループ(作業部会)会議を開き、北朝鮮に対する食糧支援問題などを話し合う予定だった。その後、金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官、大統領府国家安保室の鄭義溶(チョン・ウィヨン)と金鉉宗(キム・ヒョンジョン)第2次長に会い、食糧支援の時期・方法・規模を話し合うものと見られていた。尹徳敏(ユン・ドクミン)元国立外交院長は「北朝鮮のミサイル追加発射は『食糧支援ぐらいでは駄目だ』という明確なメッセージだ」と語った。

■韓国は「食糧支援」、米国は「最大圧力」

 韓国政府は、7日の韓米首脳電話会談以降、食糧支援推進に本格的に乗り出したが、韓米間には微妙な温度差が見られた。政府は4日、北朝鮮のミサイル挑発を『脅しではない』と見なし、食糧支援を公にした。一方、サラ・サンダース米大統領報道官は8日(現地時間)、「韓国がその部分(食糧支援)を進めていくなら、我々は介入しないでおこうと思う」と述べた。だが、そう言いながら「北朝鮮に関する我々の見解は最大圧力戦略を継続していくことだ。主眼は非核化にある」とも語った。

 ロンドン訪問中だったマイク・ポンペオ米国務長官も同日の演説で、「対北朝鮮圧力キャンペーンは継続しなければならない」と述べ、北朝鮮の最終的かつ完全に検証された非核化(FFVD)を強調した。さらに、9日にスイス・ジュネーブで開かれた国連人権理事会(UNHRC)で北朝鮮側が国連安保理の制裁を非難すると、米国側は「8万-12万人の政治犯たちが収容所で悲惨な生活をしている」と北朝鮮の人権問題を真正面から取り上げた。ワシントンの外交消息筋は「米国国内では『非核化措置を取らずに挑発行動(ミサイル発射)を強行した北朝鮮に食糧を支援しなくてはならないのだろうか』という声が多い」と話す。

■康京和外交部長官「食糧支援、状況が変わったと思う」

 韓国政府は南北対話・米朝対話の「突破口」に食糧支援を選んだ。前日の統一部に続き、外交部も9日、「人道的食糧支援を推進していく」と明らかにした。康京和長官は13日に世界食糧計画(WFP)のデービッド・ビーズリー事務局長とも面談する予定だ。だが、北朝鮮が韓国政府の努力に冷水を浴びせたため、食糧支援に待ったがかかるかもしれないという見方もある。康京和長官はこの日、「北朝鮮のミサイル発射以降、人道支援の話し合いに否定的な影響が出ると思うか」との質問に「やはり状況は少し変わったと思う」と答えた。

 米朝対話再開の見通しが暗くなったとの見方もある。ロイター通信によると、デーブ・イーストバーン米国防総省報道官は9日(現地時間)、「我々は該当の報道を知っており、モニタリングしている」と語ったという。米紙ニューヨーク・タイムズは「専門家らは、短距離ミサイルも国連安保理決議に違反しているものと見ている」と報じた。ニュース専門局CNNは「この日の発射は米朝交渉をいっそう困難にする新たな難題を増やすものだ」と伝えた。

 外交消息筋は「『トランプ政権が4日の北朝鮮ミサイル発射を事実上容認したため、北朝鮮が追加発射を行ったと思われる』という米政府や民間の批判も強まるだろう」と話す。日本の各メディアは北朝鮮のミサイル発射をニュース速報で伝えた。ただし、安倍晋三首相は「現時点で、わが国の安全保障に影響があるような事態は確認されていない」と慎重な姿勢だった。

ワシントン=趙義俊(チョ・ウィジュン)特派員 , 安俊勇(アン・ジュンヨン)記者

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朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2019/05/10 09:20