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1Ikh ★2019/04/28(日)09:45:38.76ID:CAP_USER.net[1/3]
 文在寅(ムン・ジェイン)政権が対北朝鮮、対米外交に没頭する間、韓国は国益をめぐる重大な損失を一つ忘れている。それは対日関係だ。文政権で韓日関係は過去最悪の状況に陥っている。文大統領は機会があるたびに『親日』を積弊(積み重なった弊害)と決め付けて攻撃し、反日へと国民感情をあおっている。強制徴用問題に司法が加勢し、全国民主労働組合総連盟(民主労総)が銅像問題で公権力を屈服させるなど韓国では時ならぬ反日ムードが盛り上がっている。

 何のためだろうか。まず大韓民国の建国勢力である李承晩(イ・スンマン)など右派政権の正統性を消し去り、文在寅政権に大韓民国臨時政府を継承する嫡子(ちゃくし)の地位に据えるための歴史の歪曲(わいきょく)が目的だ。そのためには過去の右派政権を親日、反統一分断勢力として売り渡す必要がある。文大統領が「パルゲンイ(共産主義者)」という言葉と「親日」という単語を同時に使う理由はそこにある。反日は歴史を消し去るための道具だ。

 扇動政治に長けた政治家はしばしば何かに反対することで国民的結束を狙う。誰かと親しかったり、何かを肯定したりするよりは、誰かを敵視し、何かに反対した方がはるかに刺激的であり、人を引き寄せる力があるためだ。あらゆるデモのスローガンが何かに、あるいは誰かに反対する「反」の文字で始まる理由はそこにある。

 韓日問題がこれほどまでに停滞する間、日本は北東アジアで大きく躍進した。日本はトランプ政権発足以降、米中関係が通商問題で足踏み状態となり、韓米関係が北朝鮮問題でぎくしゃくする間、そのすき間を縫って北東アジアの実力者に浮上している。文大統領が北朝鮮の「スポークスマン」と呼ばれる間、安倍首相は米国の「代行者」を務めた格好だ。

 先週ワシントンでは米日の外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)が開かれ、両国の密接な協調が如実に見て取れた。両国は北朝鮮をめぐり、FFVD(最終的かつ完全に検証された非核化)と対北朝鮮制裁の全面的履行を促すなど過去のいつよりもまして親密さと結束を強調した。トランプ大統領は日本を「インド太平洋戦略」の最も重要なパートナーと位置づけ、中国をけん制する防波堤として利用している。日本にF35ステルス戦闘機の気密を提供することを決めたとの報道もあった。安倍首相はわずか数カ月の間にトランプ大統領と3回も会い、個人的な関係を深めている。

 日本の河野外相は記者会見で金正恩(キム・ジョンウン)と安倍首相が会談する可能性を示唆した。河野外相は北朝鮮の核・ミサイル問題、日本人拉致被害者問題が処理されれば、北朝鮮との関係正常化も可能だと示唆した。日本には北朝鮮に供与することでほぼ交渉が妥結済みの100億-200億米ドル規模の「請求権資金」というえさがある。北朝鮮としてはこの資金が間違いなく大きな魅力だ。状況によっては、この資金が北朝鮮との取引を切り開くきっかけになる可能性がある。現在米国では文在寅政権のアイデンティティーに疑問の声がある。対北朝鮮制裁の解除に熱心な文大統領が果たしてどちらの味方なのかという批判があることを考えれば、米国は資金を握る日本を対北朝鮮交渉の代打に立てる可能性がある。金正恩にとっては「米国なき文在寅」が何の役に立つだろうか。経済的に窮地に追い込まれた金正恩としては、「米国なき文在寅」よりは米国をバックにした「カネがある安倍」の方を必要としているかもしれない。

※続きます。

ソース 朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2019/04/28 05:07
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/26/2019042680152.html