大韓航空 飛行機 
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:2014/09/17(水) 21:33:52.31 ID:
(翻訳記事です)

KF-Xの入札参加を決定。技術・人材・投資余力不十分と指摘

[ニュースピム=金紅記者]

 大韓航空が18兆ウォンに達する韓国型戦闘機(KF-X)開発事業への参加を電撃決定した。当初、KF-X事業の入札には、韓国航空宇宙(KAI)の単独での参加が予想されていたが、大韓航空の参加で両者がぶつかる構図に変化した。

 ただし、さまざまな戦闘機開発のノウハウと、大規模な投資を介してKF-X事業を準備してきKAIとは異なり、大韓航空は、事業遂行能力が落ちており、今回の参加決定が唐突という反応が出てくる。

 大韓航空は17日、KF-X事業の全面的な見直し作業を終えて、入札に参加する方針を決めたと明らかにした。

 大韓航空の関係者は「これまで軍用500MDヘリとF-5戦闘機を製作した経験などがあり、すでに戦闘機の開発のために重要な技術力と人材など、十分に事業遂行能力を保有している」と、参加の背景を説明した。大韓航空は、まもなく関連するTFチームを編成して入札の準備に入る予定である。

 KF-X事業は、空軍の老朽戦闘機であるF-4/5を交換するために、私たちの空軍の主力戦闘機であるKF-16の性能以上の中級戦闘機を、私たちの国の技術で開発している事業であり、開発期間は約10年6ヶ月、総事業費と量産コストを合わせて18兆ウォン以上が投入される、建軍以来最大の兵器導入事業である。

 防衛事業庁は、空軍戦力の空白の懸念が非常に深刻なだけに、早急に着手する方針で、9月までに開発基本計画を審議し、入札公告を通じて、来る11月に優先交渉対象企業を選定した後、12月までに開発契約を締結する予定である。

 大韓航空が意欲的に入札参加の意志を明らかにしているが、業界の反応は否定的である。

 航空業界の関係者は「戦闘機を開発することは意志を持っているだけではなく、技術や人材、投資余力を確保されなければならない」とし「大韓航空は航空機を開発して完成させた経験と人材もなく、投資余力も不足している」と述べた。

 KF-X開発事業は、開発費として8兆5000億ウォンが必要とされるが、このうち20%(1兆7000億ウォン)は、開発に参加する企業が負担しなければならない。

 この関係者は、「大韓航空は、主力である輸送事業の低迷で、社債の発生が難しくなるなどの流動性危機が深刻な状況だ」と分析し、「部品事業などの経験を信じて、無理な欲を出したとみられる」と指摘した。

【ニュースピム・Newspim]金紅記者
ニュースピム 2014-09-17 17:05 (原文はハングル)
http://www.newspim.com/view.jsp?newsId=20140917000452