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1右大臣・大ちゃん之弼 ★2019/03/06(水)23:19:54.29ID:CAP_USER.net
・3月1日、トランプ大統領は、米軍の最強戦闘機の前で演説
・3月2日の衛星画像で、北朝鮮が、東倉里で撤去された施設再建を確認
・3月4日、米B-52H戦略爆撃機が、東シナ海から日本海を北上。北朝鮮は搭載巡航ミサイルの射程内

トランプ大統領は、F-22Aラプターで米軍の戦力誇示

米朝首脳会談後の米朝の動きが複雑だ。北朝鮮の金正恩委員長とのベトナムでの会談の後、トランプ米大統領は、3月1日、帰路、アラスカに立ち寄り、世界最強とされてきたF-22Aラプター・ステルス戦闘機の前に立って、米軍は、米国を攻撃するなという強力な警告だと強調した。トランプ大統領は、F-22Aラプターを米国の力の象徴として使用したのだろう。

首脳会談を含め、米朝交渉とは、北朝鮮の核やミサイルといった大量破壊兵器を巡る交渉であり、つまり、軍事力の基盤となる兵器を巡る交渉である。

北朝鮮、東倉里施設再建の兆し

朝鮮を研究するシンクタンク、CSISは、トランプ大統領がF-22Aラプターの前で、演説した翌日の2日に撮影した東倉里の西海衛星発射場の最新の衛星画像を、5日に公開した。

この施設は、衛星打ち上げロケットの発射施設の他、巨大なロケットエンジンの試験用の設備があることでも知られている。施設内には、巨大な重機が入り、去年の米朝融和を受けて一度は“撤去”された施設の屋根などが再建されている様子が確認できるとしている。

CSISはこうした北朝鮮の活動について、米国への反発をアピールしようとした可能性があると指摘する。

米空軍、B-52H戦略爆撃機で日本周回

こうした中、米太平洋空軍は、フジテレビの問い合わせに対し「2019年3月4日、グアムのアンダーセン空軍基地から2機のB-52Hストラトフォートレス爆撃機を離陸させた」として、米朝交渉の後、B-52H大型爆撃機を活動させたことを認めた。

そして、「爆撃機の1機はグアムに帰還する前に南シナ海付近で訓練を行い、もう一機はグアムに帰還する前にアメリカ海軍と航空自衛隊の部隊と協力して日本の近隣で訓練を行った。C爆撃機継続プレゼンス(CBP)任務は米軍の即応性を維持し、軍の統合及び合同の相互運用性を改善するための重要な要素である2004年3月から日常的に使用されてきた米国インド太平洋司令部のCBP任務は、国際法および自由で開かれたインド太平洋に準拠している」と説明した。

B-52H爆撃機は、射程約2800㎞級の核弾頭搭載AGM-86B巡航ミサイルや射程1100㎞以上の通常弾頭搭載AGM-86C巡航ミサイルを最大20発搭載可能。南シナ海に飛んだ1機のB-52Hは、中国をけん制したとみられる。

だが、もう1機のB-52H爆撃機の動きに関して、航空機の動きの情報を扱う専門サイト「@AircraftSpots」が作成した図によると、グアムを離陸したB-52H爆撃機の1機は、沖縄県の南東から北上して、東シナ海に入り、九州と対馬の間を通って、日本海へ。本州の西側に沿うようにして、北東に向かい、青森県と北海道の間を抜けて、太平洋に出て、グアムに戻ったことになる。

上記のAGM-86Bなら、東シナ海に入ったあたりから日本海飛行中は、北朝鮮が射程内ということだったのだろう。

U-2Sドラゴンレディの嘉手納展開継続は、日米韓関係の象徴か

そして、1月23日、24日に沖縄・嘉手納基地に展開したU-2Sドラゴンレディ高高度偵察機4機は、同基地で離発着を繰り返し、3月6日時点でも、展開を継続している。

本来は、韓国内の基地に分遣隊として派遣されるU-2Sドラゴンレディだが、高高度から映像・画像情報を収集するセンサーの塊で、機関砲もミサイルもない、丸腰の軍用機だ。
さらに、離陸の際に外れる主翼の下の車輪を着陸時には、クルマで追跡し、停止したところで、車輪を取り付ける。軍用機としては、かなり、特異な存在であり、脆弱ともいえるかもしれない。

極東の軍事情報収集という極めて重要な役割を果たすドラゴンレディだが、その脆弱性や情報の流れゆえに展開先を、韓国ではなく、沖縄県に移しているのなら、日・米・韓の現在の関係を象徴しているようにも受け取られるかもしれない。 

(フジテレビ 解説委員  能勢伸之)

https://sp.fnn.jp/posts/00433620HDK
FNN PRIME 2019年3月6日 水曜 午後9:20


B-52Hストラトフォートレス戦略爆撃機


B-52H爆撃機に搭載されるAGM-86巡航ミサイル