韓国 Flag 

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:2014/09/02(火) 00:36:36.93 ID:
 8月29日に済州島で開催された「韓日関係50年と未来」をテーマとするカンファレンスで、参加者たちの間では「中国」が最も頻繁に話題となったという。中国が強大国として浮上する一方、日本はその中国をけん制しながらアジアの中心的な国であり続ける決意を固め、その結果、東アジアには構造的な対立関係が生じたというのだ。
 そのような流れの中で日本国内には「韓国は中国側に傾いている」との見方が広まると同時に反韓感情が高まり、日本の政界では「日米同盟強化論」や「北朝鮮を利用した韓国けん制」を求める声が高まっているとの見方も相次いだ。

 ある日本人参加者は「韓国は(日本ではなく)中国となぜこのように仲が良いのか」と尋ねた。韓中関係を見詰める日本の苦々しい思いがそのまま反映された問い掛けだ。最近、日本は米国との戦略対話の場で「韓国は中国に傾いており、たとえ韓国自らがこれを否定しても、最終的にはいつか中国側に付くだろう」という話を必ずしているという。
 日本によるこの指摘は、韓日関係が悪化する中で、米国を自分たちの側に引き付け韓国に圧力を加える意図があるものと考えられるだろう。

 現在の韓中関係を日本が「蜜月」と考えるのはあまりにも表面的な見方であり、また意図的な過大評価だ。
 韓国と中国の間には例えば「北朝鮮問題」「北朝鮮の核開発問題」「歴史問題」「海上での境界線問題」など、今後も解決が困難と予想される問題が数多く横たわっている。韓中関係が良好に見えるのであれば、それはかつて北朝鮮一辺倒だった中国の韓半島(朝鮮半島)政策が少しずつ正常化し、それによって現れる錯覚と考えるべきだろう。

 日本では最近、韓日関係のほかにも集団的自衛権や尖閣諸島の問題などで米国の支持を得るために、米中間の対立を利用しようとする意図が見え隠れする。実際に米中両国の対立が激しくなりつつある中、日本がそれを自国にとって有利な状況と考え、意図的にこの構図をつくり上げようとしているのであれば、あまりにも非現実的かつ危険な発想と言わざるを得ない。

 ただし韓国としても、今後大きく変動する可能性が高い東アジア情勢で、外から見て韓国の立ち位置に変化が出ているかのような印象を周辺国に与えるとすれば、国益という観点から決してプラスにはならない。このことは韓国政府も国民もしっかりと認識しておく必要があるだろう。たとえ中国が浮上し発展しても、大韓民国の生存と発展のための戦略は韓米同盟を基軸としており、今後も長くそうあり続けるべきだろう。これは韓国に突き付けられた現実でもあるのだ。
 また現在の韓国の立場は100年前にそうだったように、中国と日本のどちらかを選択すべき状況にあるわけでもない。
 一方では国益という尺度を、もう一方では原則と大義名分というはかりを持ち、冷静かつ毅然(きぜん)とした態度で現状を乗り越えていく姿勢が必要な時だ。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2014/09/01 09:27
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/09/01/2014090101057.html