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1ハニィみるく(17歳) ★2018/11/11(日)18:53:24.69ID:CAP_USER.net
(画伯)


人工知能(AI)を利用した囲碁プログラム「アルファ碁」が到来したのは3年前のこと。グーグルの「アルファ碁」がイ・セドル九段に完勝したとき、人類が受けた衝撃は大きかった。その1年半後、グーグルはさらに強いバージョンを送り出した。新バージョンは、完全な白紙状態から一人でやる仮想対局で訓練し、72時間後には元のバージョンに100対0で勝利した。人類が5000年かけて蓄積した棋力をわずか3日で突破し、神の境地へと至った。人間の世界にもはや敵はいなくなり、グーグルはアルファ碁を引退させた。

アルファ碁の後も囲碁AI競争は終わらなかった。囲碁が、AIの中核とされる「ディープラーニング」技術に最も適したゲームだからだ。日本が開発したAI「DeepZenGo」は韓国のトップ棋士、朴廷桓(パク・チョンファン)九段を破った。その「DeepZenGo」は中国の「絶芸」に膝を屈した。中国の騰訊(テンセント)が開発した「絶芸」は、人間・機械を合わせて現役最強、囲碁の第一人者だ。世界トップの柯潔九段も、「絶芸」と対局して訓練しているという。AIが人間の「師父」になったわけだ。

11月4日、韓国の囲碁AIが韓国最高のプロ棋士と対局を繰り広げた。韓国を代表するIT企業、カカオが開発したということで関心を集めた。しかし、わずか83手で投了するという恥をさらした。「シチョウ」の計算を誤るという初歩的なバグを起こしていた。競合国のAIは人間のレベルをはるかに超えたのに、韓国のAIは基本的なルールすらきちんと消化できなかった。あまりにあきれてしまい、信じられなかった。

だが驚くべきことではない。韓国のAI技術力は米国より2、3年遅れていると評価されている。3日あれば囲碁も征服するのに、2年というのはほとんど絶望的な格差だ。中国にもかなり後れを取った。AIが医師の試験に合格し、顔認識AIが数万人の群衆の中から正確に容疑者を見つけたというようなニュースであふれているのが中国だ。昨年中国政府がAIに投資した予算だけでも8兆ウォン(現在のレートで約8100億円)相当になる。一方、韓国は1600億ウォン(約161億円)だった。中国の百度(バイドゥ)は「AI人材10万人養兵論」を推進しているが、サムスン電子は「1000人確保」にとどまる。100対1のゲームだ。

AIの競争力を左右する中心的な資産が、ビッグデータだ。中国は13億の人口が吐き出す恐るべき量のビッグデータを持っているが、韓国はその20分の1にもならない。そのデータすら、個人情報保護を理由に規制のかせをはめてしまった。量の劣勢を情熱と戦略で突破してきた韓国の特技は消えた。資金も、人材も、データ量も相手にならず、目標を達成しようとする国の意地すらかすんでしまった。これでは、国の未来が懸かったAI戦争で勝てるはずがない。

朴正薫(パク・チョンフン)論説室長

ソース:朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/11/09/2018110901743.html