貝 海 

1
:2014/08/12(火) 12:43:18.29 ID:
キッズニュース 日中韓、歴史の「英雄」砂の像に…横浜で彫刻展

 鳥取砂丘から運んだ1000トン以上の砂を水だけで固め、彫刻を施した砂像が並ぶ「ヨコハマ砂の彫刻展」が、横浜市中区で11月3日まで開かれています。

 「始まりの物語」をキーワードに、日本・中国・韓国の世界遺産や歴史的建造物を題材としています。砂というもろく崩れやすい素材から作りあげた芸術の魅力を取材しました。

鳥取砂丘の砂1000トン、水だけで固定

 会場に入ると、まず3国それぞれの歴史に根付いた想像上の生き物が出迎えます。繁栄のシンボルである竜と、縁起が良いとされる鳳凰がそびえ立ちます。羽根など細部まで丁寧に表現され、今にも動き出しそう。そこを抜けると、日・中・韓の三つの巨大な作品群が現れます。最大で全長約17メートル、高さ約4メートルにも及び、その迫力に圧倒されます。

 驚いたのは、これだけ大量の砂を固めているのは、近代水道発祥の地である横浜の水だけという点。鳥取砂丘の砂はきめが細かく、水を蓄える力に優れていて、砂像彫刻に好適だそうです。まずピラミッド型の土台を作り、崩れないようにヘラなどで上から彫っていきます。一度削ってしまうと元に戻せないので、構図をきちんと決めてから彫るそうです。作品は、6か国の砂像彫刻家9人によって、彫り始めから約2週間で制作されました。

時代の流れを変えた…日本代表は意外なあの人

 今回、芸術プロデューサーとして全体を監修した砂像彫刻家の茶圓勝彦さん(53)は、「始まりの物語というテーマで作るにあたって、日・中・韓それぞれの歴史の『英雄』をキーワードに制作しました」と話します。

 長い歴史の転換点の中から、「時代の流れを変えた人」「新しい価値観を生み出した人」「何かを始めた人」を考え、中国は、秦の始皇帝と万里の長城の物語を表現しました。さらに始皇帝が自らの霊を守るために墓の周囲に置いたとされる兵馬俑もあります。中国においての「国の始まり」を象徴しています。

 韓国は、李氏朝鮮の世宗大王とハングルの始まりの物語を表しました。世宗大王は、それまで漢字しかなかった韓国にハングル文字を生み出し、庶民の文化を向上させたとされます。そして日本は、横浜にゆかりがあり、新しい文明をもたらした人として、ペリーによる開国の様子を彫り表しました。また、背景には世界遺産に登録された富士山があり、歴史的ロマンを感じることができます。いずれの作品も遠近法を巧みに利用し、見事に立体感を表現しています。

(以下略)

Yomiuri Online 2014年08月12日 08時00分
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/junior/jnews/20140811-OYT8T50182.html