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:2014/08/11(月) 20:28:55.52 ID:
  ソウル高裁、野党代表と朴正煕元大統領の名誉毀損めぐり二重基準
  朴元大統領が「性的な接待受けた」と発言した記者、一審は名誉毀損認める
  二審は「真相究明の過程」と主張
  統合進歩党代表に対する「従北」発言とは異なる基準


 左派系野党・統合進歩党の李正姫(イ・ジョンヒ)共同代表夫妻について「従北(北朝鮮に追従)」と表現したことについては「名誉毀損(きそん)に当たる」と判断した裁判所が、故・朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領について「性的な接待を受けながら銃で撃たれて死んだ独裁者」と表現したことについては「名誉毀損には当たらない」という逆の判断を示した。李代表に対しては「従北傾向にあることを立証できるだけの証拠がはっきりしていないため、李代表夫妻を『従北』と主張してはならない」と説明した一方、朴正煕元大統領に対しては「相当な疑惑が浮上している部分であるため、論争を通じて事実を究明する必要がある」という、全く異なる判決を下した。

 ソウル高裁民事13部(コ・ウィヨン裁判長)は8日、朴正煕元大統領の長男・志晩(チマン)氏(56)が「朴元大統領が任期中、若い女性たちから性的な接待を受けていたという発言により、故人や遺族の名誉を傷つけた」として、時事週刊誌「時事IN」のチュ・ジンウ記者(40)を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、一審の判決を破棄し「性的な接待に関する発言は
名誉棄損に当たらない」との判断を示した。

 チュ氏は2011年10月、『朴正煕の素顔』という本の出版記念会に出席し「大学生や自分の娘と同じ年ごろの女性を連れてきて、夜に性的な接待を受けながら、銃で撃たれて死んだ独裁者はどこにもいない」と発言した。これに対し一審は「チュ氏はこのような発言をし、朴元大統領をアフリカの独裁者と比較して『素晴らしい方だったことは事実だ』と皮肉った上、『世界に類を見ないほど恥ずかしい大統領』と評価した。朴元大統領に対する社会的・歴史的な評価を下げ得る発言だ」との判断を示した。
 また、(朴元大統領暗殺事件が起こった)宴席で性的な接待が行われたとか、宴席自体が性的な接待を目的としたものだったと認めるだけの資料を探すのは困難だ。それにもかかわらず、チュ氏は性的な接待だったと断定するような表現をした」と指摘した。

 だが控訴審は「チュ氏が言及した内容に関しては、ほかの場所でも疑惑に言及する声が相当出ており、似たような趣旨の資料も少なくない」として、一審の判断を覆した。その上で「現代史で起こった事件は、意見や論争を通じて事実の究明がなされるべきだ。チュ氏の発言は真実を究明する過程の一つであるため、違法性を認めることはできない」と説明した。李正姫氏についての判決では「具体的な証拠もなく断定してはならない」と説明した裁判所が、同じ日に別の事件では「真相の解明が必要だ」という異なる判断基準を持ち出したのだ。

 だが高裁は、チュ氏が「1964年に朴正煕大統領がドイツに行ったことは事実だ。そこまでは事実だが、(当時の西ドイツの)ハインリッヒ・リュプケ大統領には会うこともできなかった」と主張したことについては「一時的なミスにすぎないが、責任を問わないわけにはいかない」として、慰謝料200万ウォン(約20万円)の支払いを命じた。なお、一審はチュ氏に対し、計500万ウォン(約50万円)の支払いを命じている。

崔燕真(チェ・ヨンジン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2014/08/11 11:21
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/08/11/2014081101261.html