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1納豆パスタ ★2018/09/22(土)08:19:19.73ID:CAP_USER9.net
中国の犯罪組織が暗躍、南アのアワビ密漁で資源枯渇の危機

南アフリカ当局が押収した約200万ドル相当の干しアワビ(2012年3月27日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO /RODGER BOSCH

南アフリカ当局が押収した約200万ドル相当の干しアワビが詰められた箱(2012年3月27日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO/ RODGER BOSCH

南アフリカで押収した約200万ドル相当の干しアワビが詰められた箱を数える当局者(2012年3月27日撮影、資料写真)。(c)AFPPHOTO / RODGER BOSCH


2018年9月20日 17:38 発信地:ヨハネスブルグ/南アフリカ [ 南アフリカ アフリカ 中国 中国・台湾 ]
http://www.afpbb.com/articles/-/3190285


【9月20日AFP】

 中国の犯罪組織が南アフリカ沿岸でアワビを乱獲しているため、資源が記録的なペースで枯渇しつつあるとの報告書が18日、発表された。南アフリカの被害額は年間6000万ドル(約68億円)に上ると指摘している。

 野生生物の取引を監視・調査するNGO「トラフィック(TRAFFIC)」の報告書によると、南アフリカの沿岸部では過去18年間で少なくとも9600万個のアワビが密漁された。特に2016年は、1年間で960万個が乱獲され、20年以上に及ぶ監視の歴史の中でも「最悪の水準の密漁」だったという。

 アワビは絶滅の危機に直面しているが、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES、ワシントン条約)」の付属書からは2010年に削除された。

 中国の複数の犯罪シンジケートは、メタンフェタミン(結晶状覚せい剤)を報酬として、ケープタウン(CapeTown)のある西ケープ(WesternCape)州で地元のギャング組織にアワビを密漁させている。トラフィックによれば、こうした密漁は水産資源の採取制限を無視して行われている。

 (中略)

 合法・違法を問わず、南アフリカで採取されたアワビの90%は香港に輸出されている。(後略)