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1しじみ ★2018/08/31(金)18:22:15.17ID:CAP_USER.net
■韓国政府が発表した「2017外来観光客実態調査報告書」によると、日本人は訪韓回数が最も多く、再訪問率も高いが満足度は低いことがわかった

(前略)

調査は空港や港湾など19カ国・地域の外国人1万3841人を対象に面接方式で行われ、報告書は訪韓外国人全体と中国人、日本人の特徴を取り上げている。訪韓中国人は2016年の807万人から417万人に半減し、日本人は前年とほぼ同じ231万人だった。

外国人全体の平均再訪問回数は4.1回、再訪問率は53.3%で、それぞれ2016年の3.6回、38.6%から上昇した。日本人は再訪問回数が9.4回と突出しており、再訪問率も70.5%と平均を大きく上回る。(中略)

訪韓目的は余暇活動・レジャー・休暇が51.9%で最も多く、ビジネス目的の19%を大きく上回る。外国人観光客の訪問地(複数回答)はソウルが78.8%で、釜山が続いているが、中国人は済州島を訪問した人が多い。

■安近短の日本人

(中略)

日本人の支出を見ると前年を下回っており、LCCの増加と1泊2日や2泊3日など弾丸旅行が増えたことが短い滞在と少ない支出に繫がったのだろう。

(中略)

■満足度が低い日本人

モーテルやユースホステルなど安価な宿泊施設が多いなか、高級ホテルに宿泊する旅行者は日本人が唯一8割を超えているが満足度は低い。観光地の魅力や観光案内サービスの満足度も日本人が最も低くなっている。治安については、フランス人(98.2%)をはじめとする欧州や東南アジアを中心に満足している旅行者が多いが、日本人は低い評価を下している。韓国のホテルは、設備は豪華だがサービスレベルは日本に及ばない。観光サービスや治安も諸外国と比べて遜色ないレベルだが、日本と比べると評価は低くならざるを得ない。

日本人は飲食に対する評価は高いが、中央日報は特有の事情があると紹介する。ミシュランや中国人が参考にする携程美食林は専門家が評価しており、ランキングは酷似するが、日本人は日本人観光客等が評価したグルメ情報を参考にする人が多い。他の外国人や韓国人に知られていない店もあり、利用客の半数近くを日本人旅行者が占める店もある。

総合的な満足度は日本人が最も低く、再訪問の意向は平均値だが、知人等に勧めるかという設問に対する回答は最も低かった。再訪問回数と再訪問率のいずれも日本に次いで多い香港も満足度や知人等に紹介する意向は日本に次いで低い。

再訪問が増えるほど満足度が低い結果を韓国の観光関係者は真摯に受け止める必要がありそうだ。


ニューズウィーク日本版
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