1:2014/08/02(土) 18:11:34.83 ID:
◆「嫌韓」の人は日本を過小評価 逆に韓国をあまりに肥大視している
  評論家・古谷経衡さんに聞く

「『日本は韓国・在日に乗っ取られている』と主張する彼らこそ、日本を過小評価する『反日』なのではないか」―そう語るのは、『ネット右翼の逆襲』(総和社)などの著作で知られる評論家・著述家の古谷経衡さんだ。

ネット、最近では書店などでも「嫌韓」論を目にすることが少なくない。しかし古谷さんは保守派言論人としての立場から、こうした「嫌韓ブーム」は長くは続かないと予測する。いったいなぜなのか。

■「最前線」鬱陵島で見た韓国人の姿は…

鬱陵島で、飴やジュースをくれた韓国人夫婦と記念撮影した古谷経衡さん
(写真右。2012年9月撮影、古谷さん提供)
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――古谷さんは李明博大統領(当時)の竹島上陸から間もない2012年9月、韓国、そして竹島を訪れたそうですが。

古谷 
僕は身構えて行ったんですよね。ところが、結果は超フレンドリーでした。
竹島に最も近い鬱陵島では、日本人は監視されるというような話も聞いていたが、そんなこともなく、何も緊張感とかなかった。波止場で竹島行きのフェリーを待っていた時も国民学校出身でベトナム帰還兵だという老人から日本語で「よく来たね、楽しんで来いよ」。鬱陵島の「独島展望台」でも、居合わせた夫婦に飴やジュースをもらいました。僕はゲストハウスなどで事あるごとに「日本から来た」と言っていたんですが、みんな「へえ、自分も九州に行ったぜ」ぐらいで特に無反応でした。

――「反日」というイメージとはかなり違いますね。

古谷 
一人だけ、「日本は嫌いだ」という大学生くらいの若者に会いましたが、彼も日本のアニメが好きで、日本人の普通のアニオタよりよっぽど詳しいし、小説家の森見登美彦が好きだと言う。世論調査の数字などを見ても、韓国は「反日」というのは僕も否定しないが、実際には憧れ・関心半分、嫌い半分の「半日」だと思う。

――対して先日、アルピニストの野口健さんが「韓国のタクシーで日本人とわかった途端に下ろされた」とツイッターで過去の「反日」体験談を語り、ネット上で話題を呼びました。

古谷 
野口さんの言うようなことはもちろん本当にあったとは思います。僕が嫌な思いをしなかったのは、単に「たまたま」かもしれない。一方で、「韓国は嘘つきだ、反日だ」と騒ぐ人たちは、そもそも韓国に行ったことがない、また在日の人と触れ合ったこともない、というのが経験上8割くらい。実際行ったという人からも、野口さんみたいな目に遭った例は聞いたことはない。そうした人たちに、野口さんの体験談が「韓国=反日」の論拠として使われているのには、少し引っかかるものがあるんです。

■古谷経衡氏 プロフィール
ふるや つねひら 1982年生まれ。立命館大学文学部卒業。ネットと「保守」、マスコミ問題、またアニメ評論などのテーマで執筆活動を展開するとともに、CS放送やインターネット番組などにも多数出演している。著書に『ネット右翼の逆襲』(総和社)、『若者は本当に右傾化しているのか』(アスペクト)、『無韓心』(WAC、8月27日発売予定)など。

J-CAST 2014/8/ 2 17:30
http://www.j-cast.com/2014/08/02212002.html?p=all

>>2以降へ続きます。