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1名無しさん@涙目です。2018/07/25(水)12:56:57.87ID:xN0s3gCy0●.netPLT(14145)

中国の通貨・人民元は、アメリカとの貿易摩擦の影響が実体経済にも及ぶという懸念からこのところ値下がりが続いていて、中国の中央銀行が発表するドルに対する基準値は1年1か月ぶりに1ドル=6.8人民元台の元安水準となりました。

人民元の相場について、中国の中央銀行にあたる中国人民銀行は前日の値を参考に1日の取り引きの目安となる基準値を発表しています。

25日朝、発表されたドルに対する基準値は24日に比べて0.2%余り下落し、1ドル=6.8040人民元と、去年6月以来、1年1か月ぶりの元安・ドル高水準となりました。

人民元はことし4月には1ドル=6.2人民元台でしたが、アメリカとの貿易摩擦の激化に伴い、中国の輸出の減少など実体経済に与える影響を懸念して人民元を売る動きが広がり、値下がりが続いています。

これに対して、アメリカのトランプ大統領は「中国は為替を操作している」などとして、ドルが高くなっていることに不満を示しています。

市場関係者は「米中の貿易摩擦の先行きへの不透明感が増す中、中国当局が景気を下支えしようと大規模な景気刺激策を打ち出したこともあり、元が売られやすくなっている。また、元安・ドル高は輸出に有利に働く側面もあり、中国の金融当局がある程度までの元安を容認している可能性もある」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180725/k10011547981000.html