中国 経済 

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:2014/07/31(木) 13:27:33.95 ID:
米紙「ニューヨーク・タイムズ」は7月下旬、英保守党の国会議員Kwasi Kwarteng氏の文章を掲載した。主な内容は以下の通り。

今年6月は1944年のノルマンディー上陸作戦70周年記念に注目が集まったが、同年翌7月に米ニューハンプシャー州のリゾート地ブレトンウッズで開かれたブレトンウッズ会議は、現代社会を形成する過程でさらに大きな影響を与えた。この会議では、今日の国際通貨基金と世界銀行の設立が決められただけではなく、国際通貨システムにおけるドルの中心的な地位が確立された。

現在の状況に対してなぜこれが重要な意味を持つのか。当時は、2度の世界大戦を通じて米国が英国に取って代わり、世界トップの経済大国となったという時代背景があった。同様に、西側諸国が巨額の債務と財政圧力に直面し、中国などの新たな経済大国が成長している現在、私たちは再び、金融の未来を問うことを迫られている。

米国人でさえも疑うドルの安全性

世界では、米国がドルと金との交換を停止したことは、国際通貨システムの保証人としての役割を放棄したことを意味するとの批判がある。数十年がすぎ、状況はさらに悪化している。米国が公衆に負う債務は17兆6千億ドルに達し、巨額の貿易赤字はすでに常態となっている。これほど大きな貿易赤字と財政赤字に米国が直面する中、米国人でさえも米ドルの安全性を疑い始めている。

中国は4兆ドル近くの外貨準備を持っている。これ自体は重商主義の貿易政策がもたらした弊害とも言えるが、中国には、通貨の新秩序樹立のイニシアティブを握るための十分なカードがある。中国はここ25年、経済発展を推進するため、積極的な輸出成長政策を一貫として続けてきた。英国が1821年にそうしたように、中国もいつか、人民元と金との交換を始めるかもしれない。中国の金準備を考えればそれだけの力はあるし、ドルが準備通貨として信頼できないことが証明されれば、中国は政治的にもそうする意図を持ち得る。

中国が人民元と金とのペッグ制導入?

金本位制の支持者は、金本位制が、19世紀における英国の財政と通貨の分野での主導的な地位を確保したと指摘している。英国の歴史学者A・J・P・テイラーが言うように、19世紀の英国人は、「バランスの取れた予算と金貨がなければ国は反映できない」と考えていた。ケインズ以降、西側諸国はこの観念を否定し、赤字財政と法定貨幣とに依存してきた。その裏付けとなっているのは、「政府が債務不履行となることはない」という予期である。

中国は西側諸国のような巨大な負債はないが、消費者の需要を促進することによって本国経済の再均衡化をはかっている。製造拠点拡大によって国際市場を握った中国は、その製品に世界がしっかりと結び付けられていることに気付いた。中国はいつか、例えば20年後などに、ドルよりも優れた価値の貯蔵手段として、恒久の価値を持つ金を人民元とペッグし始めるかもしれない。収支の均衡した予算と金本位制の通貨があれば、中国経済は今よりも強大になる可能性を持っている。

ソース:中国網日本語版 2014年7月30日
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2014-07/30/content_33098917.htm
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2014-07/30/content_33098917_2.htm