安倍 日本 

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:2014/07/19(土) 23:27:33.33 ID:
安倍首相の名調子に豪議会絶賛 歯ぎしりする中国に会心の一撃

 「トゥダーイ・イズ・ダーイ、アワー・スペシャル・リレーションシップ・イズ・ボーン(今日は『特別な関係』が生まれた日だ)」

 安倍晋三首相は8日、オーストラリアの首都キャンベラで、日本の首相として初めて連邦議会で演説。約25分間にわたり英語でスピーチし、日豪両国が、EPA(経済連携協定)や防衛装備移転協力協定の署名を踏まえ、「特別な関係」という事実上の準同盟国になったことを強調した。

 安倍首相と豪州には実は因縁がある。日本の首相が豪州を訪問するのは2007年9月にシドニーで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせて第1次政権時代の安倍首相が訪れて以来だったが、その7年前も安倍首相は連邦議会で演説を予定していたのだ。折しも中国が豪州への進出を急速に強めていた時期であり、安倍首相は議会演説で何とか日本の存在感を示そうとしていた。

 だが、参院選の大敗直後で国会対応を優先せざるを得ず、安倍首相は泣く泣く議会演説をキャンセルして日本に帰国。その2日後には退陣表明に追い込まれたのだった。安倍首相にとって今回の議会演説はリベンジの場でもあった。

 演説前、同行筋は「演説を聞いた議員たちの反応が重要だ」と気をもんでいた。演説では、中国を名指しで批判はしないものの、「何かを主張する際は法を順守し、力や威嚇を用いない」などと中国を念頭に置いた発言を繰り返しており、反発を招かないか心配していたのだ。豪州にとって中国は最大の貿易相手国。親中派の議員も少なくない。

 ただ、その心配も杞憂に終わった。安倍首相のウイットに富んだ演説は要所要所で笑いを誘い、賛同の拍手を得た。先の大戦で戦火を交えたことを真摯に反省し、未来志向の関係強化を訴えたことも評価された。東日本大震災直後に南三陸で緊急捜索救助隊を指揮した消防士のロバート・マクニールさん、1964年東京五輪で競泳女子100メートル自由形の五輪3連覇を果たしたドーン・フレーザーさんを傍聴席に招待し、安倍首相が紹介すると喝采を
浴びた。演説後に行われたアボット政権の全閣僚との会合では、各閣僚から一様に「演説は素晴らしかった」との声が相次いだ。

 一方、面白くないのが中国だ。8日付の国営の新華社通信は「安倍氏が徒党を組んでも地域の繁栄と安定のためにはならない」と題した論評をウェブサイトに掲載。中国メディアは安倍首相を絶賛したアボット首相も批判したが、豪有力紙オーストラリアン(電子版)は9日付の社説で、新華社通信の報道を「こうしたつまらぬ誤った議論は、家庭の観客には受けるかもしれないが大きな舞台ではだめだ」とこき下ろした。

 「ギブ・ジャパン・ア・フェア・ゴー(日本を公平に扱おう)」

 アボット首相は8日の日豪首脳会談後の共同記者会見で、豪州人のモットーである「フェア・ゴー」の言葉を持ち出し、「日本は今日の行動に判断されるべきだ。70年前の行動で判断されるべきではない」と述べた。それは歴史問題で執拗に日本批判を繰り返す中国にとって、強烈なパンチとなったに違いない。

(桑原雄尚)
産経ニュース 2014.7.19 12:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140719/plc14071912000018-n1.htm