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:2014/07/19(土) 14:48:05.16 ID:
ロッテ・グループの辛格浩(シン・ギョクホ)=日本名:重光武雄=会長(92)は、妹の葬儀で弔慰金をどれだけ出したのだろうか。辛会長のおいやめいたちはこの問題をめぐって訴訟まで起こしたが、正確な金額は分かっていない。

辛会長は2005年1月に死去した妹の葬儀に弔慰金を送った。妹の子ども5人は、辛会長が出した金を含む弔慰金から葬儀費用を出し、残った金は5分の1ずつ分け合うことにした。

ところが、葬儀が終わった後、次女(52)が異議を唱えた。

「母方の伯父である辛会長は数十億ウォン(数億円)もの弔慰金を出したが、長兄(62)と姉(56)、妹(45)が私の取り分を横取りした」と主張したのだ。次女は2番目の兄から「自分の取り分からも10億ウォン(現在のレートで約9800万円、以下同じ)ほど持っていかれた」と聞き、その内容を録音した上、昨年6月に残りの兄弟を相手取り訴訟を起こした。

だが、被告となった兄弟は「辛会長が出した弔慰金は1000万ウォン(約98万円)にすぎず、 弔慰金の総額約5000万ウォン(約490万円)を兄弟5人で公平に分ければ、次女の取り分は647万ウォン(約64万円)程度だ」と反論した。

裁判の過程で、長兄と生活保護を受給する妹が2011年、ソウル市江南地区と京畿道高陽市にマンションを購入していた事実や、姉が翌年、ソウル市城東区にマンションを購入していた事実が明らかになった。

次女はこの問題をめぐり「私をのけ者にして、巨額の弔慰金を分け合った証拠だ。ひとまず、自分が受け取るべき金額の一部である1億ウォン(約980万円)を請求する」と主張した。

ところが、ソウル中央地裁民事36部(チョ・ギュヒョン裁判長)は「法廷に提出した証拠だけでは、辛会長が数十億ウォンの弔慰金を出したと認めるのは困難だ」として、原告の訴えを棄却する判決を言い渡した。裁判所の関係者は「原告側は辛会長の証人出廷を望んだが、実際に証人尋問が行われたことはないと聞いている」と語った。

チェ・ウォンウ記者

朝鮮日報 07/19
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/07/19/2014071900747.html