1:2014/07/18(金) 23:11:54.24 ID:
▲パク・ジョンソン(放送通信大教授・国語国文学科)

この頃のように精神的に憂鬱な私たちの心に執拗に触れる事件がある。慰安婦強制動員不正などと関連した日本極右集団の姿だ。冷静に見れば日本極右集団が見せる姿はひとまず二種類にまとめられる。有るものを無いと言い、無いものを有ると言うのだ。

日本が起源や根源などに執着する習性を、神話を活用する彼らの歴史書に記載のある様相から確認できる。神話は単なる想像の産物では決してなく、戦勝集団の長い歴史における政治イデオロギーや宗教、文学であり、戦勝民族の人生を具体的に反映する。それ自体や古代歴史書冒頭にある神話の記述方式は、特定民族の歴史認識に対する一側面を理解する上でとても重要だ。

日本は相対的に完全な国家の成立が遅く、韓国と中国を意識した歴史記述が必要だった。その結果、人間の世界を創造した状況を伝える創世神話が日本の‘日本書紀’や‘古事記’の冒頭に登場することになった。創世神の来歴を根本とすれば、自らの民族と国家の根源が非常に古いと誇れるため選んだ避けられない方策だ。

イザナギとイザナミという創世神の登場に続き、天照大御神という太陽神を子孫として登場させ、これをまた日王家の直系の先祖神として自らの誇りをより高める戦略を駆使した。日本王室の長い来歴が人間世界を創造したその頃から始まっていることを密かに表す意図があるわけだ。

人間世界を創造した創世神から直系の先祖神を単一派閥として連結する神話的発想は完全な国家を建設した時期が隣りの民族より遅れたり完全な国家を建設した経験がない民族によく現れる現象だ。完全な体制を整えた国を建設した経緯自体で古く、国祖の血統が歴史的事実とかみ合わさって客観的歴史の記述で残っていれば、あえて遠くへ行って創世神の後えいを王室の先祖神に牽引する無理な戦略は必要ない。

日本の場合は人間世界の創造過程を官撰歴史書の冒頭に置いたので真に独特の歴史認識になったわけだ。古いルーツを特に強調する日本の指向は韓国と中国を通じて古代と中世の文化を受け入れた歴史的事実が不都合だったからだ。自らの民族の起源を遡及する戦略が要領を得たため、一部効果を上げることができただろうが、結果的には日本民族自らのこのようなコンプレックスを対外的に広く知らしめる奇妙この上ない逆効果をもたらしたのはアイロニーに他ならない。

これに加えて日王家の血統がただの一度も断絶せず続いているといういわゆる‘萬歳一系’という虚構の歴史記述が公式に確定した。紀元前660年頃、日王神武から2600余年が過ぎた今まで日王家の血統がただの一度も断絶したことがないという奇異な歴史論理が堂々と歴史的事実に変身して席を占めているのだ。

慰安婦強制動員をはじめ韓国と中国に対する非人道的蛮行などに安倍政権は知らんぷりで一貫している。創世記の神、日王家の直系神に遡及する歴史の記述方式は無かったことを有るというのに対し、日本が行った近現代史の蛮行は明らかな事実であるのに自ら検証すると大騒ぎし、自分たち同士であらかじめ定めた当然の結果を根拠に、無かったことにする。

戦犯国家の罪は不思議な民族主義に包みこみ、集団的自衛権を云々して軍事野心を表わす姿もやはりこのような非常識な歴史認識に基づく。そのように見れば‘日本書紀’は今でも彼らの口に合うように相変らず加工されているのかも知れない。

無いものがあり、有るものが無いという日本極右政権の悪い遺伝子が彼らの好みに合わない歴史は何時でもねじってしまえるという自信が固まるその瞬間、東北アジア文明圏の共存繁栄は永遠にむなしいスローガンに終わるだろう。

ソース:国民日報クッキーニュース(韓国語) [国民論壇-パク・ジョンソン]日本のおかしな歴史認識
http://news.kukinews.com/opinion/view.asp?page=&sec=1320&arcid=0922738684&code=11171320