中国 Flag

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:2014/01/14(火) 11:14:37.44 ID:
2012年9月、北京の日本大使館前に1万人を超えるデモ隊が押し寄せた。日本が中国と領有権を争う尖閣諸島(中国名・釣魚島)を国有化すると宣言したためだった。デモ隊は日本国旗を燃やし、激しい反日デモを展開した。北京の日本人学校は休校措置を取らざるを得なかった。北京以外でも中国全土の100以上の都市で日本車や商店がデモ隊に襲撃された。

現在の中国は全く雰囲気が異なる。日本の安倍晋三首相が靖国神社を参拝してから20日以上が過ぎるが、中国では反日デモが1件も起きていない。中国紙・京華時報によると、その代わり、これまでに中国から派遣された大使32人が各国の有力メディアに寄稿し、日本を強く非難した。10日には米国、ロシア、カザフスタンなど7カ国に駐在する大使が安倍首相を非難する寄稿を同時多発的に行った。

12年に尖閣問題が表面化した当時は正反対だった。米国の華人向けメディア、多維新聞網によると、日本の駐アルバニア大使が現地メディアに「尖閣は日本固有の領土だ」とする文章を寄稿し、中国がそれに反論する寄稿を行う順番だった。

北京の外交筋は「習近平国家主席の就任後、中国外交が明らかに変わった。対日外交は感情的で受け身の姿勢から理性的で主導的な形へと変わったようだ」と語った。

習主席は昨年10月に開かれた「周辺国外交工作座談会」で、「奮発有為(奮起して成果を挙げる)」「与時倶進(時代と共に進む)」などと方針を強調した。多維新聞網は「習主席がトウ小平氏の外交戦略である『韜光養晦(国力が整うまで、力を蓄えておく)』を打ち破ろうとしている」と述べた。

実際、昨年12月に安倍首相が靖国神社を参拝した後、中国の程永華駐日大使は4日後に毎日新聞を通じ、日本批判の口火を切った。中国と日本の駐英大使が有力視デーリーテレグラフに互いを小説『ハリー・ポッター』に登場する悪役、ヴォルデモート卿に例えて批判した際も中国が先だった。

中国は12年とは異なり、周辺国との外交的な協議も速やかに進めた。尖閣国有化当時は、日本政府の発表から45日後にロシアと初協議を行った。一方、今回は王毅外相が安倍首相の靖国参拝から4日後にロシア外相に電話をかけ「靖国参拝は第2次世界大戦以降の国際秩序に対する重大な挑戦だ」と述べた。

中国の対日外交は、これまでよりも洗練されると同時に、日本に対する攻勢のスピードと強さが目立つようになったとの分析が聞かれる。

中国の軍用機は昨年1月、第2次大戦以来初めて、尖閣諸島上空の日本の防空識別圏に入った。昨年7月には沖縄県の宮古海峡を越え、西太平洋へと飛行した。中国は昨年9月、尖閣上空に初めて無人機を飛ばしたのに続き、11月には東シナ海に防空識別圏を設定し、日本に圧力を加えた。

外交筋は「習近平時代の中国は、これまでのような官製デモ中心の感情的な対日外交は行わないのではないか。米国と共に二大国に浮上した国力に見合った『大国外交』を展開すると考えられる」と指摘した。

北京=アン・ヨンヒョン特派員

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/01/13/2014011301057.html