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1ザ・ワールド ★2018/05/08(火)22:47:55.53ID:CAP_USER.net
北朝鮮のハッカー組織「ヒドゥン・コブラ」が、4・27南北首脳会談に先立ち、韓国消費者院などに大規模なハッキング攻撃を試みていたことが7日までに確認された。

 韓国消費者院などが保守系野党「自由韓国党」の李種明(イ・ジョンミョン)議員に報告した資料(写真)によると、韓国の情報機関・国家情報院(国情院)の国家サイバー安全センターは今年3月31日、北朝鮮のハッカーグループ「ヒドゥン・コブラ」が、消費者院をはじめ公正取引委員会の各傘下機関のウェブサイトにハッキング攻撃を行っている状況を探知した。

 先月9日から25日にかけてハッキング攻撃の様相を分析した結果、ヒドゥン・コブラが消費者院の75個のIPアドレスに対し無差別アクセスおよびハッキング攻撃を試みている事実が確認された。消費者院は「ヒドゥン・コブラは遠隔アクセス方式のハッキングを試みたが、関連IPアドレスの接続を遮断し、被害はなかった」と説明した。

 ヒドゥン・コブラは、2009年以降に発生したグローバルなハッキング事件の黒幕と米国が見なしている、北朝鮮のサイバー攻撃組織だ。昨年5月に全世界で計30万台のコンピューターを感染させたランサムウェア「ワナクライ(WannaCry)」事件を引き起こしたのをはじめ、バングラデシュ中央銀行ハッキング、米国ニューヨークの連邦準備制度理事会(FRB)ハッキングなど、数十件のハッキング攻撃を行った。

 専門家らは、南北首脳会談を控えた時期にヒドゥン・コブラがサイバー挑発を行った点に注目している。南北首脳は「4・27板門店宣言」で「あらゆる空間での相手方に対する一切の敵対的行為中断」に合意した。

南北が首脳会談を前に「敵対的行為の中断」を話し合っていた間も、北朝鮮はハッキングを試みていたことになる。李種明議員は「この時期、北朝鮮による韓国政府機関へのハッキングの試みがもっとあったことを示す状況証拠が存在する。北朝鮮は一切の敵対行為中断に合意しながら、裏では韓国に対するサイバー攻撃を計画していた」と指摘した。

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