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1: 蚯蚓φ ★ 2018/01/11 12:14:29.09 ID:CAP_USER.net
 今回の南北高官級協議の際、北朝鮮の平昌冬季オリンピック参加について「韓国政府が必要な便宜を図る」との点で一致したが、これは北朝鮮に対する国連制裁に抵触する恐れがあることが分かった。米政府内でも「北朝鮮がオリンピックに参加する際、制裁への違反はあってはならない」との声が早くも出始めている。

 米国務省のヘザー・ナウアート報道官は9日(現地時間)に声明を発表し、その中で「北朝鮮がオリンピックに参加する際、国連安保理による制裁に違反しないよう、韓国政府関係者と緊密に協議を行うだろう」とくぎを刺した。また国務省のゴールドスタイン次官(公共外交・広報担当)も会見で「対話については歓迎するが、国連制裁に違反するようなことがあってはならない」と指摘した。さらに「オリンピック参加費用を支援するのは制裁違反ではないのか」との質問にゴールドスタイン氏は「後で話す」として回答を先送りした。

(1)滞在費用の現金支援は不可

 今回の高官級協議の際、北朝鮮は平昌オリンピックに高位級代表団のほか民族オリンピック委員会代表団、選手団、応援団、芸術団、参観団、テコンドー師範団、記者団などこれまで前例のない規模の人員を派遣する意向を伝えてきた。国際オリンピック委員会(IOC)は選手団派遣費用を支援する意向を明らかにしているものの、それ以外の費用もかなりの額に上りそうだ。韓国統一部(省に相当)の関係者は10日「文書を通じた実務協議と南北実務者協議を通じ、近いうちに北朝鮮代表団の具体的な規模、そして費用を支援する方法などが決まるだろう」との見通しを示した。支援の規模が決まれば、南北交流協力基金からその費用が拠出されるという。

 過去にも北朝鮮は韓国にさまざまな形の代表団を送る際、滞在費などの名目で韓国側に現金を要求してきた。しかし今回は国連安保理制裁により、北朝鮮に大量の現金を提供する行為は禁じられている。

(2)船舶と航空機の利用も困難

 北朝鮮選手団や関係者の移動に韓国が専用機や船舶を提供するのも制裁違反となる可能性が高い。安保理制裁決議2270号は国連加盟国が自国の船舶や航空機を北朝鮮に貸し出したり、あるいは専用機を提供して乗務員がサービスを行ったりすることを禁じている。また韓国の独自制裁によると、北朝鮮に寄港した船舶は韓国の港への入港が1年間禁止される。北朝鮮が自国の高麗航空を利用することもできるが、高麗航空も米国による独自制裁の対象になっている。

 そのため平昌オリンピック組織委員会などは北朝鮮代表団の移動方法として陸路を最優先で検討しているという。金剛山の陸路観光に使われた鉄道の東海線(元山-高城出入事務所-束草-平昌)、あるいは道路が整備された西海線ライン(開城-都羅山出入事務所-坡州-平昌)などが有力視されている。

(3)高位級代表団の顔触れもハードル

 平昌オリンピックにやって来る北朝鮮の高位級代表団の中に、国連安保理や韓国による独自制裁の対象となっている人物が多く入りそうな点も問題だ。まず来韓の可能性が高い崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党副委員長は韓国による独自制裁の対象だ。韓国政府は「旅行禁止措置ではないので、来るだけなら問題はない」との立場だが、来韓の事実だけで制裁緩和のシンボルになりかねないとの懸念がある。また対南問題を総括する金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長、崔輝(チェ・フィ)朝鮮労働党勤労団体副委員長兼国家体育指導委員長らは安保理の制裁リストに含まれている。

(4)出入境の際に携帯電話の検査を義務づけ

 国連安保理制裁2270号は全ての国連加盟国に対し、北朝鮮発あるいは北朝鮮行きの全ての貨物を検査するよう義務づけている。これは自国の領土を通過する北朝鮮乗客の荷物も対象だ。「人道目的」と規定すれば例外が適用されることもあるが、北朝鮮関係者が多数出入境する際には問題となりそうだ。

ワシントン=趙儀俊(チョ・ウィジュン)特派員 , 金真明(キム・ジンミョン)記者

ソース:朝鮮日報/朝鮮日報日本語版<北朝鮮の平昌五輪滞在費、船舶・航空機提供は制裁違反>
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/01/11/2018011100958.html