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1: 荒波φ ★ 2018/01/11 10:57:06.32 ID:CAP_USER.net
韓米外交当局者が突然同盟の緊密さを特に強調した場合、それを「警戒警報」と受け止めるべきだ。金正恩(キム・ジョンウン)が新年のあいさつで平和攻勢をかけて以降、北朝鮮に対して感じる韓米間の温度差が急激に広がった。

依然として北朝鮮の核問題解決に向けた軍事的オプションをちらつかせるトランプ政権の雰囲気が記録的寒波で凍り付いた米東海岸の天候ならば、北朝鮮の歩み寄り攻勢で沸き立った韓国政府は異常気象でやってきた春日和を楽しんでいるようだ。

韓国政府が北朝鮮による平昌冬季五輪参加意向表明や板門店での連絡ルート開設を喜び、南北高官級協議に期待を膨らませる間、ワシントンの人々は金正恩の核ボタンとトランプの核ボタンはどちらが大きいかというジョークを言いながら過ごした。

ツイッターには、北朝鮮が韓国に関係改善を呼びかけるのは「固定メニュー」ではないのかという書き込みも見られた。「北朝鮮による歩み寄りは韓米の離反を狙ったものだ」という警告が聞こえないほど興奮してしまっている韓国政府をめぐっては、理解できないとの声が漏れた。

韓国だけがコリア・パッシング(韓国抜き)を警戒しているわけではない。韓国は韓国を犠牲にした米中間の大妥協の可能性を心配したり、韓国抜きの米朝対話が秘密裏に行われたりすることを懸念するのと同様、米国も米国抜きの韓中密着、南北接触に疑いを抱いている。血盟とされる韓米間の信頼は意外にも貧弱だ。

昨年秋、ワシントンで開かれた韓半島(朝鮮半島)関連の非公開討論の一シーンは話題を呼んだ。ある米国人教授が「韓半島有事で米国が核の傘と拡張抑制(第三国の脅威や攻撃を抑制すること)で安全保障上の公約を守ると信じるか」と尋ねた。

すると、韓米半分ずつの出席者のうち、「信じる」と挙手したのは大半が米国人だった。米国を熟知した韓国の学者であっても、米国の安全保障公約に対する深い信頼はなかった。

すると、「米国が韓国のためにどれだけ血を流したのか分からないのに、あなたがたはなぜ我々を信じられないのか」という感情論が登場する。韓国で独自の核武装や戦術核の再配備が論じられるたびに、ワシントンでは「韓国が米国を信じていないからではないか」という懸念が深まった。

同盟の共通認識はどんどん低下している。ワシントンの人々の目には、文在寅(ムン・ジェイン)政権はトランプ大統領のアジア戦略から抜けたがっているように映る。

韓国は中国と終末高高度防衛ミサイル(THAAD)問題で和解した際に表明した「3つのノー」で、既に米国のミサイル防衛(MD)と韓米日軍事同盟には関心がないと表明した。慰安婦問題で日本との関係が疎遠になり、日米間の密着に韓国が加わる可能性もなくなった。中国の一帯一路に対抗する米国のインド太平洋戦略にも参加するつもりはない。

それでも共同歩調を取ってきた北朝鮮の核問題でも韓国は「最大限の圧力と関与」というトランプ政権の原則からしきりに離脱しようとした。そのたびに米国の反応は「韓国に聞いてほしい」だった。昨年夏に韓国が南北会談と離散家族再会、人道的対北朝鮮支援の計画を持ち出した際、米国務省は「韓国政府に問い合わせてもらいたい」と冷たく答えただけだった。

米国人と米国の利益を優先するという「米国優先主義」を掲げた米国と米国のアジア戦略に積極的に加わる意思がない韓国の同盟はもはや以前とは異なる。北朝鮮の平和攻勢にお祭り騒ぎの韓国は「韓米同盟離間策への警戒令」を出し、軍事オプションをちらつかせるトランプ政権とはあまりに程遠い存在に見える。

トランプ政権は恐らく「韓国に聞いてほしい」と言うだろう。問題は現時点で韓米同盟以外に韓国の安全保障を守るいかなる代案もないということだ。

2018/01/11 10:45
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