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1: 動物園φ ★ 2018/01/02 09:06:23.17 ID:CAP_USER.net
文在寅大統領の韓国 対日政策の行方…菅野朋子氏(ジャーナリスト)
 
ツートラック外交 理解する必要
 相互訪問が突破口?
 市民の交流拡大が下支え
 日本と韓国の関係の振り子はずっと、良い方向に振れたと思ったら、また逆戻りすることを繰り返してきた。

 長い歴史の中ではそれも当然なことなのですよ、と昔、高麗神社の高麗文康宮司がおっしゃった言葉がしみじみと思い出される。

 一年前、日韓関係の行方は、まったく予測不可能だった。長年の問題だった慰安婦問題をようやく合意に持ち込んだ(2015年12月)朴槿恵前大統領は弾劾訴追され、次期大統領として一番に名前が挙がった文在寅大統領はこの「慰安婦合意」を再交渉すべき「積弊清算」として掲げ、日本に厳しい、断固とした立場を表わした。

 日韓関係はまた冷え込むのかと韓国の外交関係者に文大統領の日本観について訊いてみると、「本人より、側近といわれる人たちが日本には関心がない、日本との摩擦が起きた場合、極端な政策をとるかもしれない」と悲観的に見る人もいれば、「現実に日本をないがしろにすることはあり得ない。大統領になれば柔軟な対応にシフトする」と楽観視する人もいて、もやもやとした霧の中に放り込まれた感じだった。

 そうして、固唾を呑んで迎えた「文大統領時代」は、日本側から「拍子抜けした」という言葉が漏れるほど憂慮は杞憂に終わり、文大統領は就任直後から安倍首相との対話に柔軟な姿勢を見せた。就任してから昨年末まですでに2回の首脳会談を持ち、電話会談も9回重ねている。2011年を最後に中断していた1年に一度相手国を訪ねる「シャトル外交の復活」についても合意した。

 もちろん、北朝鮮の核・ミサイル問題などで日韓の連携が強く求められていることなども背景にあるが、朴前大統領が3年6カ月もの長い間、日本との対話を頑なに拒否していたこととはあまりにも対照的だ。

 文大統領を警戒していた日本も様子見の格好となり、韓国の外交関係者の間では、「シャトル外交により対話の窓口が開ける」と明るい雰囲気が広がった。

 ところが、そんなムードに水を差したのが、昨年11月に訪韓したトランプ米大統領の晩餐会での出来事だ。「独島エビ」が饗され、元慰安婦ハルモニが招待されたことに日本の菅義偉官房長官はすぐに「適切ではない」と韓国に不快感を表わし、日本の外務省も韓国に抗議した。日本はひどく憤慨した雰囲気になったという。これは青瓦台の判断で行われたと伝えられたが、本質からかけ離れたところで反目するのはばかばかしい話ではないだろうか。

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