1: 蚯蚓φ ★ 2017/12/28 00:05:56.38 ID:CAP_USER.net
徐勝(ソ・スン)立命館大コリア研究センター研究顧問 

 
この頃、日本天皇訪韓説がそろそろと頭をもたげている。それも日本ではなく膠着状態にある韓日関係を解くための超大型カードとして政府・与党の知日派らが水面下で力をいれているという。カン・ギョンファ外交部長官も何回か「天皇の訪韓が実現すれば両国関係の発展のために大きな契機になると評価」した。イ・スフン駐日大使も天皇訪韓について「韓・日関係を一段階引き上げることができる契機」と期待する。

1984年チョン・ドファン元大統領の訪日以来、韓国の歴代大統領が日本天皇訪韓を韓日間懸案解決の特効薬のようにこだわってきたが、天皇の訪韓が本当に韓日間懸案解決の特効薬になるだろうか?

朝鮮が天皇個人の所有物だった日帝下も解放後も天皇訪韓はただ一度もなかった。植民地支配に対する烈火のような民族的抵抗があり、朝鮮に来て帰る安全を保証できなかったためであり、解放後も天皇に対する民族的怒りと怨恨が解消されなかったためだ。日本側も右翼は天皇が危害や侮辱を受けるのではないかと考えて訪韓に反対してきた。そこにはきわめておごそかな天皇という神格化と日本人の反韓・嫌韓感情が介在していると見ることができる。単純化すれば天皇訪韓の可能性は韓日間の歴史清算水準の尺度にすることができる。

韓日葛藤の根本原因は日本の韓国併合条約が適法だという日本側の認識にある。植民地支配、被支配の関係を清算し主権国家として対等な国交を樹立しようと考える趣旨の韓日条約で「併合条約はもはや無効」という語句で韓国併合の不法性を糊塗しようとした。

パク・チョンヒ軍事独裁は賠償金も補償金でもない国交正常化祝儀金で有償・無償5億ドルを受けて日本の植民地支配犯罪を免責した。日本はそのように不正・不義にさせた条約が翼をつけるとすぐにその後、半世紀にかけて世界で立ち回り、悪質高利業者のように事あるたびに「お前らが印鑑を押さなかったか」と古い証書を引き出す。倒れ行くパク・クネ政府が民意の収斂も、合意文の公開も、国会の批准もなしに外交長官の口頭発表で合意した日本軍慰安婦に関する12・28合意とその構図が全く同じだ。

ところがロウソク政権になっても誰が見ても不当な合意を「最終的かつ不可逆的」である外交的合意と主張する安倍政府に正面から異議を唱えられず、何かTFを作って検討するとし、「合意」が不法で問題の封鎖のためという根本問題を提起できずに、何か「コミュニケーション不足」とし、私たち国民の顔色をうかがって合意の無効化と再協議をしないとする姿勢を見せている。歴史問題とか人権問題より外交的業績を誇示するために韓日シャトル首脳会談がさらに必要だということだろう。

韓日葛藤をそそのかすのは安倍政権の姿勢だ。安倍は日本帝国主義の犯罪を認定せず、その栄光の復活を夢見る者として過去清算に対する意志は毛頭なく、中国や我が国に対する民族的優越感を隠さない。それなら日本天皇訪韓を推進する知日派の心情と論理は何か?

まず日本国民の好感度が80%を越える天皇が訪韓すれば嫌韓・反韓にはまった日本の人々の対韓感情が大幅に改善されることを期待する。しかし嫌韓・反韓的態度を育てる安倍政府への対応が必要なのであって天皇の人気に寄って日本の人々の好感を得ようとする心づもりはとても低劣だ。「知日派」政治家や韓国メディアは明仁天皇を「平和主義者」であり、「護憲派」と褒め称え、幻想をばらまいている。もちろん明仁が狡猾な父、裕仁より優しいこともあり、性分も野卑な安倍より温和でもある。
(中略:高麗神社参拝等)

天皇は数千万人を死に追いやった戦犯として断罪されなければならなかったのに米国の覇権戦略の中で命を永らえ、日本憲法では神の地位から「国家と国民統合の象徴」(憲法第1条)に降り、「憲法に定められた一定の国事行為以外、国政に関する権利の主張と行事は不可」(同第4条)と規制されている。それでも日本天皇は何時のまにか政治に介入してきた。

韓日間の積弊清算はあくまでも懸案について是是非非を分けて後日、誤解の余地が無いようにしなければならない。まして「天皇制韓日和解」になってはならない。知日派の業績作りに引かれて天皇訪韓を急いではいけない。

ソース:京郷新聞(韓国語) [東西南北人の平和検索]日王訪韓が韓・日関係「特効薬」なのか
http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201712272110015