1: 蚯蚓φ ★ 2017/11/24 20:37:08.80 ID:CAP_USER.net


 法曹界の長老格であるA氏が友人たちと一緒に米国旅行をした。米国の空港の入国審査官がA氏をつかまえて問い詰めた。怒ったA氏は、自身が韓国法曹界で高位職にあったことを明らかにして抗議した。すると、米国の空港側はA氏を隔離した。友人たちは入国したが、A氏は結局1人で帰国しなければならなくなった。

 韓国の中堅企業経営者B氏が米国に入国しようとして空港で集中検索の対象になった。理由は分からなかった。入国審査官はB氏をほぼ下着だけの状態にして、その場で飛び跳ねるように言った。熱心に米国を称賛していたB氏はその後、事あるごとに米国を批判している。

 米国の空港における入国関連エピソードは枚挙にいとまがない。仕事を辞めた後、米国を旅行しようとした女性は、売春業に従事する可能性があるという理由で入国を拒否され、ひどく侮辱された気分になった。つたない英語が問題になる場合もある。敏感な事案で入国審査官が否定文で質問した時、韓国語的な発想で「Yes」と答えてひどい目に遭うケースもある。

 こうしたことに苦しめられているのは韓国人だけではない。米国の各人権団体は「米政府は人種に対する先入観を抱いて犯罪捜査をする『人種プロファイリング』(racial profiling)を空港でも使用している」と主張している。米運輸保安庁(TSA)は2007年、「行動監視官」3000人を全米の空港に配置したが、主に白人以外の人種を主な取り締まり対象としているという批判の声が上がった。事実、2012年にジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港(ボストン市)の保安要員が黒人・ヒスパニック・アジア・中東系を集中的に取り締まっていたことが米紙ニューヨーク・タイムズの報道で明らかになった。

 米国の空港だけの問題ではない。瞑想(めいそう)に関する団体に所属する韓国人85人が数日前、米アトランタ空港で入国を拒否され、強制送還された。書類上の入国目的と入国審査時に述べられた入国目的が異なっていたという。しかし、この団体は以前、研修会の目的で米国に入国したのにもかかわらず、営利活動を行っていたことが把握されていたと言われる。

 韓国外交部(省に相当)では、トランプ米大統領の就任以降、空港システムが強化されていることも影響していると見ている。トランプ大統領は不法移民流入を防ぐため「メキシコとの国境に壁を築く」とまで言った。就任直後にはイスラム諸国6カ国の出身者の入国を禁止して物議を醸した。米運輸保安庁は今、各国に対して、米国行きの飛行機の搭乗客は出発空港で別途の入国審査とチェックを受けさせるよう要求している。不法移民やテロ容疑者を割り出そうということだが、一般の乗客にとっては不便でしかない。アトランタ空港の韓国人大量強制送還は、米国入国が今後いっそう厳しくなると同時に、いっそう疲れるものになることの前触れのようだ。

李河遠(イ・ハウォン)論説委員

ソース:朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/11/24/2017112401071.html