(イメージです。)
 
1: ねこ名無し ★ 2017/10/03 02:06:23.39 ID:CAP_USER.net
《2018年2月に韓国で開催される平昌五輪に不参加国が出る可能性が報じられた。深刻化する北朝鮮情勢が大きな懸念となっているが、五輪を巡る問題はそれだけではない。[山田敏弘,ITmedia]》

北朝鮮が相変わらず騒動を続けている。ここ最近だけを見ても、7月4日、28日と続けて大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射し、8月29日と9月14日には日本の上空を超えて太平洋にミサイルを発射した。その間の9月3日には、6回目の核実験を断行している。

こうした動きに対して、国連は経済制裁を強化。そして米国のドナルド・トランプ大統領は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と言葉の応酬を繰り広げている。トランプが「ロケットマン」「国民を飢えさせても殺しても意に介さない明らかな狂人」と挑発すれば、金正恩は逆にトランプを「精神に異常を来した米国の老いぼれ」「おじけづいた犬がさらに騒がしく吠えている」とやり返している。

この「ロケットマン」と「老いぼれ」の口げんかはあまりに子どもじみており、もはや笑えない状況にある。そして今、そんな朝鮮半島情勢の不安定化が新たな問題を生んでいる。

韓国の平昌で2018年2月に開催予定の冬季五輪に、不参加国が出る可能性が報じられたのだ。さらに情勢が悪化することになれば、開催すら危ぶまれるとの声もあり、スポーツの祭典に深刻な問題を及ぼしかねないと懸念されている。ただ平昌五輪は、実は北朝鮮情勢による懸念のみならず、別の側面からも問題が起きているようだ。開催まで半年を切った今、平昌五輪を巡る現状を見ていきたい。

◆ボイコット発言相次ぐ

9月21日、フランスのローラ・フレセル・スポーツ相が、フランスのラジオ局のインタビューで、「状況が悪化し、安全が確保できなければ、フランスの選手団はフランス国内にとどまる」とし、「選手を危険にさらさない」と述べたと報じられた。もちろんこれは多くが感じていたことだが、フランスが口火を切った形となった。

韓国北部の江原道平昌郡は南北朝鮮の軍事境界線から80キロしか離れていないことから、参加国が不安に感じるのも理解できる。すると、フランスの見解に賛同する声も出てきた。オーストリア・オリンピック委員会のカール・シュトース会長はフレセルの発言を受けて、「状況がさらに悪化し、選手たちの安全が保障されなければ、私たちは韓国には行かない」と発言。またドイツの外務省も同国の選手を参加させるかどうかは「適切な時期に判断する」と声明を発表している。

また国際オリンピック委員会(IOC)は8月に「われわれは非常に注意深く朝鮮半島と東アジアの情勢を監視している」との声明を発表している。さらにIOC幹部のジアン・フランコ・キャスパーは、フランスのフレセルによる発言より前の9月8日に「自国の選手の安全のために、五輪をボイコットするかもしれない国が出ることを恐れている」と、ボイコットが出る可能性に懸念を示していた。

その上で、現時点で「Bプラン」を議論するのは時期尚早だと述べつつ、「(ロシアの)ソチや、(ドイツの)ミュンヘン」といった名前が代替地になる可能性があると示唆していた。

当然だが、これには韓国が反発。韓国の通信社である聯合ニュースは、韓国文化体育観光部が9月23日、フランスに参加の正式な確認をとったと報じている。それでも英字紙のコリア・タイムズは、今後どう動くかは不明だとし、「(フレセルの)とっぴな発言は謝罪が必要だ」と不快感をあらわにしている。

こうした一連の動きより前に、リベラルで知られる韓国の文在寅大統領はIOCのトーマス・バッハ会長と会談した7月、北朝鮮と韓国の南北合同チームの結成を議論したという。だがその後激化した北朝鮮の挑発行為、さらに北朝鮮に融和路線の文大統領にトランプ大統領があからさまに不快感を示したこともあって、この話は進展しそうにないとみられている。IOCも「実現は困難ではないか」との見解を出している。

ただ一方で、米国のベテランスポーツ記者などは、北朝鮮の選手や代表団などを平昌五輪に優遇して多数参加させれば、北朝鮮も大会中に平昌を攻撃することはないだろうと主張しているが、確かにそれも一理ある。ただ実際に、北朝鮮の攻撃はそこまで切迫しているのだろうか。

http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171002/soc1710020010-n1.html

(続く)