1:2014/06/15(日) 16:50:23.55 ID:
陸自、新型地対艦ミサイルを熊本に集中配備 南西防衛を強化

沖縄県宮古島市に到着した地対艦ミサイルの装備=宮古島市の平良港(半沢尚久撮影)
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 陸上自衛隊が、南西方面での中国による離島侵攻に備え、最新鋭の「地対艦誘導弾(SSM)」を九州に集中配備することが14日、分かった。平成28年度から初めて一線の部隊に配備する発射機16両をすべて、熊本県・健軍(けんぐん)駐屯地の第5地対艦ミサイル連隊に置く。沖縄県・先島諸島などの離島が奪われそうになれば輸送艦で迅速に緊急展開する態勢も整え、沖縄周辺での演習に積極投入する。

 陸自の最新鋭SSMは「12式地対艦誘導弾」。一線部隊に配備するのは28~29年度取得の16両(309億円)だ。これに先立ち、初めて購入する2両は26年度末までに教育用として陸自富士学校(静岡県)、整備士養成用として武器学校(茨城県)に置く。続いて購入する4両は27年度末までに部隊育成用として富士教導団(静岡県)に配置する。

 陸自SSM連隊は健軍のほか北海道の3カ所、青森県の1カ所にも置かれている。北海道と青森はロシアの脅威をにらんだ部隊だ。健軍への集中配備は、南西方面の防衛態勢強化を急ぐ狙いがある。

 離島防衛で陸自は、(1)沿岸海域(2)海岸地域(3)内陸部-の3段階で対処する。最初の段階の沿岸海域において、SSMは敵艦艇を撃破する重要な役割を果たす。中国軍は離島侵攻に水陸両用車を投入すると想定され、それを水上艦艇で輸送してくるとみられる。ミサイル駆逐艦やフリゲート艦を集結させ、侵攻する離島の周辺海域を封鎖する危険性もある。これらの軍事行動を阻止または抑止するためにSSMは有効だ。

 昨年11月の離島奪還を想定した自衛隊の統合演習では、陸自の「88式地対艦誘導弾」部隊が宮古島に展開した。演習で同部隊が沖縄周辺の離島に展開したのは初めてだった。

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 地対艦誘導弾(SSM) 沿岸防衛用のミサイルで、地上から発射され洋上に出てからも低空で飛行する。陸上自衛隊の現在の主力である88式SSMは射程約150キロ。後継の12式は射程が約200キロまで伸び、命中精度も向上している。

産経ニュース 2014.6.15 06:30
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140615/plc14061506300003-n1.htm